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木製ゴミ箱diy|百均板&グッズの扉とカバーでカフェ感をUPする法
だんなさん、もしくは娘&息子が缶ごみをごみ箱に入れてくれないことが悩みの奥さん、いませんか?
もしくは自分以外の同居人、恋人姉妹など家族だれでもいいんですが…。
こんにちは。百均材を駆使して、あまり板を切らないdiyが好きな、とりやっこです
今回は、思わず缶ごみをつっこみたくなる、シンプルでおしゃれなカフェ風ゴミ箱をつくろうと取り組んだdiyについて書こうと思います。
独断とつっこみどころ満載の、ゴミ箱カバーアイデアが日々の生活の色どりになればうれしいです。
それでは、いってみましょう。
ゴミ箱DIYの前準備
木製ゴミ箱カバーをDIYしようと思ったわけ
男性・子供は缶ごみをテーブルの上や流しに置きっぱなしにしがち。素直に空き缶をゴミ箱に入れてくれなくて困ります。
キッチンのはしっこ、分別ゴミ箱まで行ってわざわざ缶を捨てるのが、面倒なのか?はたまた、腰をかがめてわざわざゴミ箱の蓋をあける動作がいやなのか…?
とはいえ、言っても無駄。会社や学校ではきちんとゴミ箱に入れてると思うのに…。
自分が缶を入れたくなるごみ箱をつくればいいだけじゃない?
そうそれ!見た目カフェ風の、開けやすい蓋のゴミ箱をつくろう!
市販品をこれ以上「買う」という選択肢はありませんでした。最低でも2個、ゴミ箱の見た目と構造が気に入らないという理由で捨てているためです。
ペダル式で開く蓋のプラスチックゴミ箱は、ペダル踏んでも蓋が開かなくなり、またペダルにほこりがたまりがちでした。四角形で大きなプラ箱だと流しで洗いにくい上に、隅の汚れもとれにくい。
飲料用段ボールのゴミ箱代用品は、ホコリなどで汚れたら捨てれるからよいと思ったが、汚れると捨てるために触りたくない。段ボールには虫がすみがち…とはいえ、汚いまま資源ごみには出せない。etc…
というようなわけで、いちどdiyしたんですが。問題点が満載でした。
木製ゴミ箱の問題点【改良前】
見た目、ナチュラルでいいかんじ、と思いたいんです。が、カントリー風で造作が荒いです。
設計はほぼしておらず、部屋で使えなかったラック支柱(棚板用の溝があるもの。商品名は忘れました)、百均材・端材の寄せ集めのビスどめだけでできてます。
立ってたらOK、見た目まぁまぁなら十分というかんじ。補強も弱いです。ちょん💦とつつくと揺れるという…。
揺れては困るんです。実際は、上に生ごみ用プラスチックバケツがのるため。空缶用ポリバケツは実はペダル式蓋つきカバーの方は捨てており、中のバケツのみを使っています。
(生ゴミポリバケツは隠さないのかと言われると…?なぜかだんなさんは生ごみの方には自分でちゃんと入れてくれるんで。単純にバケツは入れやすいからですかね…)
バケツの大きさが2週間分の缶ごみを入れたまま、ゴミ集積場までもっていくときに、都合がよいので単品で使っていたんですよ。
ちなみに脇に吊るしてある白いのは、吊るす収納として名高いファインボックス壁掛け用【セリア】です。小さな分別ゴミ(燃えないゴミなど)用に。
蓋はセリアのウッドチップ材で自作した、ゴミ箱の上にかぶせて置いておくだけのタイプ。
※残念ながら令和22年7月現在ではセリアで販売していないようです。
左手で蓋を持ち上げ、右手で缶をつっこむ状態で、両手を使う点が面倒です。
木枠のサイズは、市販品の寸法をいかしてつくってます。
木枠は天板の百均桐まな板(たぶんダイソー品)を囲む幅で作成。
インテリアウォールバー(セリア品)30㎝分の奥行を持ち、溝のある2×4材の60㎝の支柱高さをそのまま使用。廃材のバーも、切りっぱなしのまま、寸法が微妙にあってないです。
というわけで、改良diyをするときの注意ポイントをまとめてみました。
木製ゴミ箱カバーの改良ポイント
- 蓋は開けやすく、入れやすい構造で
- 天板を開けられる構造のまま、板サイズを変更
- 生活感漂わない、ビンテージ&カフェ風外観
- 天然木廃材・端材・百均板を特に使用
- 塗装&板カットは最小限
- 解体できること
説明を加えます。
❶蓋は防虫とほこりよけのため必ずつくる。片手で蓋を開けられて、缶を捨てられること。
❷中のプラスチックゴミ箱のごみ袋簡単に取り出すため、天板は打ちつけない。ただし天板サイズは支柱から飛び出ないサイズに変更する。カバー板が打ちつけにくいため。
❸プラスチックゴミ箱本体を隠したい。そしておしゃれに見えるほこりよけをもうけたい。
❹リーズナブルに、カントリー調にならないビンテージ感あるナチュラルカフェ風、天然木のカバーをつくる。
❺塗装はカット面の色塗りだけ済むよう、板選びに気をつける。手動でカットするとどうしても曲がるため、極力カットなしでいけるジャストサイズの板を選ぶ。
❻解体できないと、再びゴミ箱をゴミにすることになるため。いつでも手直しできる余地を残しておくためボンド接着なしで。
以上を踏まえてdiyしました。
さらっと書いていますが、多くのアイデアを検索し、参考にさせていただきました。
外観のよいものはみなPUSH式内側に扉が入るもの。構造がむずかしく、扉の作り方に相当迷いました。
例えばこんなもの⤵ですね。
木製ゴミ箱カバーの作成手順【超お手軽改良編】
木枠側面を一枚板で覆う
美観を整えるとともに、ホコリよけの板材を打ちつける作業です。
板材(桐)【ダイソー】※220円商品です。
約50×25×1㎝
側面ジャストサイズではありませんが、十分ふさげるサイズです。
60㎝の板材はホームセンターにいけばたくさんありますが、だいたいふさげればなんでもいいです。
前面木枠に飾り板をつける
お次は前面飾り板。支柱使わない溝にほこりがたまりがちなんで、飾り板をつけますよ。
焼桐工作板【ホームセンター購入】600×9×30㎜ ×2枚
塗装したくないけれど、ダーク色にしたい場合、焼桐工作板は重宝します。
木枠下部にも、箱の補強を兼ねて飾り板を打ちつけます。
〈前面枠飾り板〉
焼桐工作板【ホームセンター購入】600×9×60㎜ ※21㎝で上下分 要カット
〈下扉用 再利用品〉
以前購入したセリアのウッドチップ板(OSB合板)に、フランス取っ手【ホームセンター購入】をつけたもの
プラ箱を隠しつつ、ときどき取り出す必要があるので目隠し用扉をつけます。
たまたま扉にぴったりな廃材がそのままであったので、再利用。あとで使います。
木枠をいったんばらして、ビスどめ作業。
横棒だけビス外し、あとはのせてあるだけのL字金具つき天板はとりはずします。
角棒の長さは約24㎝。溝の中にはめこむと見えてる部分が約21㎝になり、ちょうどよいので、打ちつけ場所を替えることに。
天板をつけ替える
前のまな板天板のL字金具を外したら、セリアのウッドチップ板(元蓋)につけかえます。
幅21×長さ30㎝と元々のゴミ箱木枠にピタリとはまります。
以前の蓋が取っ手や添え木を外し、天板に変更中。
L字金具をインテリアバーにひっかけるように全部で4つつけるだけ。
背板をつける
木枠がグラグラする原因は、木枠横に支えがあまりなかったからなので、2か所つけます。
先ほどの廃材角棒を上部の溝にはめ、下部には蓋からとった廃材をはめます。
実際は溝にはまればどんな角棒でもいいですが、この横棒はあとで、背板をつけるときにも役に立ちます。
背板が一枚板で用意できなかったので、セリア品三枚でいこうと思います。
〈背板下部〉
木板(桐)【セリア】45×15×0.9㎝
木板(桐)【セリア】45×12×0.9㎝
〈背板上部〉
木板(桐)【セリア】45×12×0.9㎝ ※21㎝に要カット
横棒にビスを打ちつけることで、板2枚でも安定します。
補強は中からタッカー(ダイソー品)どめ、三か所で、接着材なし。
9㎜厚もあれば針金が表板に飛び出ることはありません。
背面はだいたい覆われました。
ゴミ箱前面扉の作成
セリアの蝶番(古色仕上げ)でウッドチップ材のフランスとってつき扉をとめます。
半分蝶番金具が外に出てしまったのは、扉サイズの問題💦
内部の側面を削らないと扉がはまらなかったためです。
この状態でゴミ箱作成やめたくなりました。もうこれで完成でいいじゃないかと…。
見た目の問題は解決しましたが、これでのせる蓋を置くだけだと、結局蓋あけにくい問題が解決しません…。
じゃあ蓋なしでいいかというと、見た目はともかく虫が発生するのでNG。
ここから開けやすい扉をつくる方法を考えました。
普通は考えてからつくりはじめるんだよ
とはいえ現物合わせが簡単ですよ
缶投入口の扉をつくる
まずは扉形状の違いなどの確認しつつ、つくりたい扉を考えます。
PUSH式扉→カフェゴミ箱の真骨頂。美観的に最高!
ただPUSHするときゴミ汚れが扉に付着する可能性あり。しかも押すときは扉が内部に入りこみつつ、手を離したら戻ってくる構造には専用のネジが必要。ネジなしなら簡単だが…今回は却下。
引き違い戸→レール作成が面倒で、特に木製溝ほりタイプはあけにくい。NG
フラップ扉(パタパタ扉)→パタパタ扉でいちどつくったが、上に開けると缶を入れづらい…。NG
引き出しタイプ→ゴミ箱ごと引き出す構造を最初につくろうと考えたがレールや板がさらに必要でNG。しかも今からではつくれない…。
観音扉(または片開きか折れ扉)→開けやすいが、見た目が普通かも…。NG
スイング式→簡単に片手で入れられるが、スチール系だと音がうるさい。プラ系でもいずれも上から缶を入れる形に。上に蓋はつくれず、NG
下開き扉(斜めに開く扉)→片手で開けられる上、ステー・チェーンなどをつければ開きすぎ防止も可能。消去法でこれしかない!!
ということで下に開くタイプの扉をつくります。
〈缶投入用扉〉
木板焼き目付(桐)【セリア】45×12×0.9㎝ ※21㎝に要カット
〈下扉と上扉の間の可動式飾り板〉
焼桐工作板【ホームセンター品】600×9×6㎜ ※21㎝に要カット
2枚の板を天板横幅と同サイズの21㎝にカットしていきますよ。
板を切るのは15㎝がやっとである、刃渡り短めカッターでのカット作業。
自作作業台なら百均板ならスムーズにカットできるようになりました。
焼き目付板の切り口が白いので、ハンドサンダーを軽くかけたあと茶色に塗ります。
使ったのは数種の茶系色鉛筆とネオピコカラー。
次は下の飾り板をつけていきます。
セリアの使いさしのミニステー金具4個入りのうち左右で2個使用。
木ネジをゴミ箱内側側面に一か所とめます。飾り板の角度を可変式にするため。
内側のポリゴミバケツとセリアのウッドチップ板扉がほぼ同じサイズだっため、飾り板を固定すると、ゴミ箱が外に出せなくなることに気づいたからという…。
天板をあければ上からゴミ袋を取り出すことは可能。
ただゴミバケツはふちがひっかかるほど寸法がジャストサイズ…!!
設計ミス…
セリア蝶番25㎜(ゴールド色)で扉をつけました。
扉のふちが飛び出てるよ
開口部約18㎝なので12㎝と6㎝で寸法はぴったりだったんですが、蝶番をはめたら入らなくなりました。
板を削らないで、開けやすい扉としてこれでいきますよ。
アイアンウォールバー【セリア】22㎝
じゃーん!取り出したのは、これ。
板入らない問題を挽回するには、取っ手を変わったものにするしかありません。
ポイントは22㎝長さ。21㎝の板より大き目でスチール製、ネジ穴つきというところ。
スチール製のよいところは磁石がつき、クールな見た目になるという点です。
超強力マグネット6㎜【ダイソー】
扉の取っ手として使いつつ、板にねじどめしてネオジム磁石とくっつける作戦です。
「なんちゃってマグネットキャッチ」と呼んでます。
本物のマグネットキャッチはでかくて目立つ上に、一個が高いじゃないですか。
桐板程度の軽い扉素材でマグネットキャッチ的なものがほしいときは、リーズナブルつくるにはこれが簡単ですよ。
廃材だったステーもつけました。つけ方が初めてでこれでいいのかはなぞですが…。
あとは飾り板が開いてこないように、留め金をします。
アーチ型留め金(古色仕上げ)
たぶん以前セリアで買ったものですが、最近再び買いに行ったら、見かけなくなっていましたね。
近所の同等品がミーツだと小さいサイズも売っていて、そちらでもよいかと思います。
ゴミ箱取り出し図
飾り板が可変式という、廃材・端材でつくったので、独特なゴミ箱構造になってしまいました。
設計図をはじめから描き、板を自分で切る方なら、わざわざこのような設計にはしないでしょうね。
下開き扉の木製ゴミ箱【完成図】
下駄箱…?
前面、なにげに寂しいです。これはもしや、玄関の側に置いてある、電話置き用のキャビネットですか…?
ビンテージ感を高めようとしたら、家具感が増した分、ゴミ箱に見えず、逆に捨てづらいというデメリットが…。
それならば、これです!
じゃーん!CANSとラベルをとってに貼りました。
缶は英語名でCANなのか
転落防止用のバーに、燃えない小さなゴミの分別用、セリアのファインボックス壁掛け用ミニゴミ箱をカラビナフックで吊るしました。
これで缶用ゴミ箱とわかるのではないでしょうか。
少なくとも私は、気になってしょっちゅう缶用ゴミ箱の蓋を開けたくなりました💦
とってが飛び出てて逆につかみやすいんですよ。
というわけで、今回は木製ゴミ箱を改良して、缶ゴミを捨てやすい、カフェ風ゴミ箱にしたお話でした。
ではまた。
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