額縁簡単diy|100均板でナチュラルな木枠を45度カットなしで作った

45度カットなしで額縁diy表紙

「気に入った絵を額装しようとしたら、百均額に気に入ったのがない!画材屋の額縁は高いので自作したい」

「絵にちょうどよいサイズの額縁の市販品がない!」

「好みの額縁を木製でDIYしたいのだけど、専用工具なしで簡単にできる方法はないの?」

そんな悩みをお持ちの初心者DIYerはいませんか。

とりやっこ

こんにちは。百均雑貨で簡単DIYするのが趣味、とりやっこです。

今回のDIYは、かねてからトライしたかった、絵を額縁に入れて飾る「額装」。カットガイドつき丸ノコ、トリマーなど電動工具も使わず、素人DIYerでも簡単にできる方法で行いました。

額縁制作のポイントは、百均材料を使用した、45度カットなしでというもの。リーズナブルな上、手に入りやすい材料を使用し、ナチュラルでシンプルな額縁ができました。

木製額縁を自作をしたい方は参考までに最後までご覧ください。ではまいりましょう。

目次

絵画用額縁を自作する前に

絵画に額装は必要か

例えポスターや子供の絵・ラフな硬筆デッサン画のようなものであっても、作品をただ壁に貼るより、額に入れた方が絵の芸術性がUPします。家族の肖像写真なら、きちんとした記念品感がまして素敵です。中に飾りたいものが、例え絵でなくとも、スカーフやアンティークの布や手紙、記念の品(子供のファーストシューズなど)でも、同様。

この場合、中身より額縁の方がたいていコストがかかりますが、額装はインテリアとしてよいものです。

仮にオーダーするとしたら、こんなモノ⤵

最近は百均でも素晴らしいコスパの額縁が販売されてます。仮に百均でなくとも数百円も出せば、アクリル板の写真立てポスター用フレーム、樹脂製やMDF突板、細目角材の木枠など、色も飾りも多様な見た目の額縁商品がせいぞろい。

ただし、私の好みは…幅広の木製か金属フレームなど素材感が見えるもの。シンプルな透明アクリル板はシンプルでおしゃれですが、A4以上の大きいサイズは値段が高いです。百均で売られている額縁は写真サイズばかり。ダイソーは樹脂製か化粧板の製品が多い印象。セリアの額縁に木製品はありますが、幅広のものがなく…。

幅広の木目のわかる縁で、派手な色濃い塗装やベタ塗りはNG。黒は好みではないので、アンティーク仕上げのマットゴールド塗装とか、元々の木目自体がダーク色とか、木目が透けるホワイトの上品な塗装はよいのです。ただ表板の盛大な凹凸、クラシックで過剰に華麗な意匠はインテリア的に不要…。

昔、画材屋で額装をしてもらったことが3度ほどあります。いずれも元絵はポスターなど千円未満の印刷物。木枠に塗装済の商品に、絵に合うようマット台紙カット加工代込みで、額縁の値段が何千円もします。独身時代のときには金銭的余裕の範囲で趣味に走っていましたが…。

幅広であれば単純な木製枠でよく、装飾よりシンプルが好みで、塗装も不要なら、diyでいけるかも…?

と、昔は額縁は買うことしか考えなかった人間が今さら思いついてしまったので、いったいどうすればつくれるのか、試行錯誤しながら自作することにしました。

素人でも簡単&リーズナブルに作れる額縁構造は?透明塩ビ下敷き&マットなし、木枠45度カットなしで

画材屋に額縁用木枠という、溝加工済みの組み立て用商品があります。木枠サイズによるものの、一辺で約500円×4辺で約2000円。木枠だけで市販の大き目木製額縁が買える値段です。

そのほかにも額用部品を個々に買いオリジナルな額装をしようとすると、市販額縁より高くつくはめに。

私のdiyの理由はつねに「リーズナブルに市販品にはないよいものを手にいれたい!」なのですが、とりあえず額装にはなにが必要か、ピックアップしてみました。

用意するもの

入れたいアート作品(絵など)

作品に合ったサイズの木枠用木材(サイズは絵にどれだけ余白をとるかによる)

フレームかかり(保護用カバーやマット・作品を木枠に収めるための溝)が必要

作品サイズに合わせカットしたマット(保護用カバーと作品の接触から守るためにはあったほうがよい)

作品保護用透明カバー(UVカットアクリル板推奨、なければ硬質塩化ビニール板)

裏板(絵を押さえられれば素材は何でも。薄めベニヤ板・プラスチック板。厚紙etc…)

トンボ(裏板押さえ金具)

ほか吊り用金具(裏板の紐通し用&壁掛け金具&吊り紐)

オリジナル額装には、これだけの品を自前で揃えなければなりません。

一瞬自作を諦めたくなりましたが、家の在庫板の存在もあり、額縁用に板を選びます。

かつて木材を手のこでカットして曲がらなかった例がないので、木枠の45度カットは断念。素人でもできる方法を探します。

木材を45度カットせず単純に四角に組み立てる方法。板をまっすぐに切るだけなら、多少ごまかしがききそう。

アクリル板は高価な上、カットにはアクリル専用カッターがいるはず。保護板は塩化ビニール素材で代用します。

マットは窓のカットがネックでした。マットは絵にとって保護の役割があるとともにうつくしい余白をつくるもの。作品を引き立てる色合いや素材の紙を選び、どれだけ作品を見せるかカットサイズを考える必要があります。絵をそのまま入れて終わりというわけではないんですね。

カット済専用品は完成品だと値段が800円ほどしました。こんなモノ↓

A4カラーVカットマット台紙2㎜厚
A4カラーVカットマット台紙2㎜厚
市販カット済マットと絵

買う前に絵のサイズしっかり測ればよかった、、。絵の余白とマットの窓が微妙に合わないケース。

写真用マットと書いてあるのを承知で買ったんですが…。塩ビシートと裏紙がセットになってて便利だったのでつい衝動買い…。

絵の実寸にあわせ自分で窓を切る方法なら、まだ台紙だけのほうが安いかも。ただ2ミリ厚のマットを、自分できれいに窓を切るためには、45度カットできる専用カッターが必要になります。素人アーティストには出番が少なすぎ。(45度カットには見た目が美しいというほかの理由が、よくわかりませんが…。)

ほかに簡単に自作する方法は、ボール紙(台紙)&色画用紙をカッターでカットでしょうか。アート作品より3~5㎜窓サイズを小さく台紙をカットし、大きめに切った色画用紙を中に織りこみ貼りつける方法。今回は別な作戦をとることにしました。

マットなしで、絵をポスター風に印刷すること!

今回のアート作品は、フリー素材を自家用インクジェットプリンターで普通用紙に印刷した絵。カバーと絵が密着するダメージはさして気にならず。作者名&題名なども一緒に余白に印刷し、外観を整えました。

A4サイズ用紙でマットを自作するより、印刷の仕方をかえた方が簡単・綺麗でリーズナブル。

というわけで、マット台紙カット法は次回の挑戦に。次に額縁材料を集めにかかります。

百均材で簡単に額縁をdiyする方法

壁の自作額縁
自作壁掛け額縁

A4サイズの印刷物用の3.8㎝の幅広めの桐製額縁をつくりました。次は材料の紹介から。

額縁材料

〈表枠用木材〉 

セリア木製角材2P 45×3.8×0.7㎝
セリア木製角材2P 45×3.8×0.7㎝

幅広でありつつ7㎜厚と薄いので、カットがラク。桐材は表層がきれいですが、材料の個体によって木目の表情や色味がかなり違い、木枠を組む時に注意が必要です。なぞの黒い筋はなんでしょうか、購入時気づかなかったのがなぞ。三枚使用しますが、要カット。

〈保護カバー&裏板用〉

A4透明下敷きとセリア合板45×30㎝
ダイソーのA4透明下敷きとセリア合板45×30㎝

コスパ重視で保護用カバーは塩化ビニル樹脂のA4(21㎝×29.7㎝)透明下敷き(使用済)を。購入後あまり下敷きを使うことがなかったのできれいながら、多少表面に指紋跡&使用感はあります。

裏板には、軽くて薄い0.3㎜合板をチョイス。A4サイズにカットの必要はありますが、一か所のみ。

〈裏枠用木材〉

ダイソー裏枠用工作材料角棒450×5×24㎜
ダイソー工作材料角棒450×5×24㎜

表枠と裏枠の差がかかり部となるので、38㎜より幅狭めの24㎜の角材を用意。かかり部が最大14㎜になります。A4サイズの用紙と板が入るように、上下はかかり部の幅を調節する予定。

本当はもう一本ほしかったところ、在庫の2本で制作するために、枠寸法が少しずつ短めに。保護カバーがずり落ちることはなく、よしとしました。

その他、コーナー補強用に金折4枚、トンボ代わりの三角吊カン(再利用品)4個、吊り紐1本を用意。

組んだ状態をイメージしてます。

表木枠を仮置き中
表木枠を仮置きイメージ中

一応寸法を木材に仮にしるしをつけておき、あとで計算でカット寸法もだす予定。今回は額縁構造になるように木材を左右と上下分、きっちり同サイズにカットしなければなりません。

しろくん

額装はなんちゃってDIYerには難易度高め

あとで木枠に保護カバーや裏板が入らないなんてことにならないよう、溝のサイズにも遊びが必要です。

木枠のカット

木材を手動カッターで木枠材をカットしていきます。ギコギコ。現場屋の万能タイプ120㎜のカッターで。

自作作業台で板カット
自作作業台で板カット

ちなみに作業台も自作品でした。よかったら、セリア檜板でオリジナル仕様につくったミニ作業台の話など。

裏板用の合板もカット。

セリア合板をA4サイズにカット

45×30㎝サイズのセリアの合板を横にしてほぼA4サイズにカット。

(※正確なA4サイズは29.7×21㎝)

合板カットはカッターで

数回カッターで筋をつけて、あとはしずかに割ります。

ガタガタな木口
ガタガタな木口
やすりがけ
木口をやすりがけ
カットした木枠材&裏板のラインナップ
カットした木枠材&裏板のラインナップ

外枠上下 18.6×3.8×0.7㎝

外枠左右 36.3×3.8×0.7㎝

中材上下 15×5×24㎜ 

中材左右 30×5×24㎜

裏板 30×21×0.3㎝

※裏枠か中枠か呼び名に悩みましたが、枠状になってないので中材と表記

それぞれざっくりと木口にはやすりがけをしておきます。

木枠を組む

裏から見た様子で仮置きをしてイメージをつかみます。表にきれいな木目がくるように注意しますよ。

枠を仮に置く
枠を仮置き中

木工ボンドで外枠から接着。ハタ金でしめてます。

木工ボンド接着
木工ボンド接続

木枠補強ほか吊り金具取り付け

ボンド接着だけでは木枠の強度が弱いので、コーナー補強金具で4隅を補強します。

コーナー補強用金折
ステンレス平折35㎜

いちどダイソーのタッカーで接続したものの、板厚7㎜の表面に微妙に針が飛び出たので、はずしました。ダイソー工作専用針の実寸は7.7㎜なので、とめる前に気づけばよかったですね。

コーナー補強用金具どめ

さらに裏側から中材をボンドで貼り、上下はさらに真鍮釘打ち。寸法が足りていないから木枠というより木片ですが。見た目的に枠状ならきれいでつくるときに寸法を出しやすいかも。実際は材料が足りなかっただけ…。結局、裏側は見えないのでよいことにします。

設置時のポイントは溝部分に透明保護カバー(A4透明下敷き)がはまること!サイズぴったりであればなおよいですが、余裕が多すぎても溝から落ち、はまらないと作り直し。2、3㎜のほどよい遊びがいいです。

窓に透明下敷きを置く
窓に透明下敷きを置く

補強のため木枠の継ぎ目をタッカーどめ。

補強用タッカーうち
タッカーで補強
テープはり
スコッチテープで仮どめ

カバーに絵をはめ、裏板で閉じて、ちょうどよい厚みになります。裏板どめ金具は、セリアのインテリアウォールバー付属の三角吊カンを外したものを再利用。絵画用裏板金具としては専用品のトンボがありますが、こだわらなければ加工しやすいアルミ板や薄い木片などで自作できそう。

取り付け位置は上下中央と左右上3分の1あたりに4か所取り付け。

裏板&トンボ代わり
裏板とトンボ代わりの吊り金具

ゆるめにビスをとりつけ、裏板を取り外し用に周るようにします。はめた裏板と木枠の高さが平らになるように、ならない場合マットなどで厚みを調整すること!

外枠側ビスどめ

吊り用紐を用意。今回三角カン付き吊り金具をトンボに代用したので、三角カンに紐を通します。

吊り用紐
吊り用紐
三角カン紐通し
吊り金具の三角カンに紐通し

吊り紐は実際に壁に取りつけてみて、長さを確認します。百均のワイヤーでもよいかもです。

木地調整(サンディング+木部保護用ワックス塗り)

保護ワックス塗りとサンディング前の額縁。わずかな木割れや、傷などの筋が気になるところです。

額縁サンディング前
額縁サンディング前

絵の納まり具合はよさそう。いったん絵をはずし、額縁表面を研磨していきます。荒目の傷や木口のささくれはダイソーのサンダーで#60の荒目でサンディング。

サンドペーパー#60でサンディング
サンドペーパー#60でサンディング

あとでより細かめの#240の自作サンダーで調整。枠の内側や外側も忘れずに磨きますよ。

額縁サンディング
#400でサンディング中
サンディング

電動サンダーで研磨するほうが早くきれいに仕上がりますが、わずかな面積と柔らかい木のためハンドサンダーで研磨。微妙に表層に傷あとが残ってます。元々木の素材感を楽しむため、木目の味ってことでよしとします。

ちなみに木の柄のハンドサンダーは、百均サンドペーパーがはさめるよう試行錯誤した、自作です。

ここで表面の保護塗りのため未晒し蜜ロウワックスが登場!

未晒し蜜ロウワックス
材木屋とハチミツ職人が作った未晒し蜜ロウワックスAタイプ

表面に色をつけたい場合などはオイルステインなどの塗装後ぶニス、ワトコオイルブライワックスetc…さまざまな仕上げ用保護剤の選択肢があります。

ワトコオイルの木目を損なわない質感は好きですが、乾くまでに時間がかかります。ブライワックスは持っているのがラスティックパインだけなので、今回はクリアな木の色味を楽しむためにパス。木目に光沢を与える、未晒し蜜ロウワックスでいきますよ。

表面にウェスで塗るだけと塗装具いらずで簡単な上、わずかにはちみつ色がかかるのが今回の木枠のイメージにうってつけ。(経年変化でエゴマ油は黄変する性質あり。説明書ではカースポンジ塗布を推奨)。未晒し蜜ロウワックスAタイプはバター様なので、薄くぬるのがコツ。木の表層がベタベタになるまで塗らないこと。塗ったら余分な油は乾く前にウェスでふくとりましょう。

ぬりすぎは(経験済なのですが)あとでわかりがち。ほどよい塗りでは明るくいいかんじのラスティック感が出るのですが、ぬりすぎると不自然な黄色味が出、色味がまだらになります。

蜜ロウワックス塗り
蜜ロウワックス塗り

他の科学ワックスとは違い、シックハウス対策もされており、有機溶剤の臭いもありません。ホルムアルデヒドの検出もなし。アトピーの方でも安心安全な完全自然素材の無漂白ワックス。エゴマ油と蜜蝋でできてます。

乾燥は半日から一日。扱いがラクで他の保護塗装のように周りも汚れないところ、室内作業の多い私は臭いのないこととお手軽さで多様していますよ。

半日ほどで乾燥するということで、窓際で乾しますよ。実際の壁かけ作業は翌日に。

乾燥している額縁図
額縁乾燥中

完成した自作額縁を壁に飾る

壁に飾る段階で額縁の吊り紐をつける場所とトンボ代用品が一緒だと不具合があると気づきました。紐を外さないと額縁の裏板を開けられないんですよ…💦いちいち取り付け直すのも面倒なので、トンボは別であった方がよいかも。今さらつけかえはしませんが。

額縁に絵をセット
額縁に絵をセット

というわけで無事絵をセットオン!マスキングテープでずれないようとめておきますよ。

次にとりつけられる場所を探します。石膏ボード壁なので間柱探しから。

間柱位置調べ
下地センサーで調べた場所

石膏ボード壁用ピンも売ってますが、ホームセンターで300円以上のもの。(←百均製であるんでしょうか?)割高感ありすぎなので、今回は壁に直打ちしますよ。セリア小さめ洋吊りフックを2個とめてみました。

壁に自作額縁を吊るした図
自作額縁を壁に飾ったら…

こんなかんじでどうでしょうか?そうこの木枠!この幅広のナチュラル感!というかんじです。

7㎜+5㎜桐板の薄めの額縁なので、凹凸や溝加工なしの平べったさはあるものの、色は素材感のままシンプル&ナチュラル。手間暇+材料代を考えると、これが百均で売ってたら一番ラッキーというのが正直なところではありますが、好みのものができてよかったです。

今回、試行錯誤したおかげでようやく額縁の作り方の基本のキがわかりました。45度カットはむずかしそうですが、いずれは挑戦したいものです。

今回の作り方の応用で、次回は額縁をダイソーアクリル絵の具の赤と金で深みある黄金色に塗装しようと決意。市販4000円の額を材料費1000円内で再現するのが夢ですよ…。桐材、パイン材、アガチス材といくらでも木枠材料はあるんで、好きなサイズで何個もつくれますから…。失敗しても大丈夫💦

壁に自作額縁

セリア&ダイソー桐材&合板+透明下敷きがあれば、手のこで素人でも額縁はつくれます。

できれば中の絵をオリジナル作品で飾れる相応の腕もほしいところ…。無料素材を印刷するだけで満足な今ですが、いずれは手書き彩色した清書した絵も描いてみたいですね。

色鉛筆で落書きはしますが。最後に絵の具を使ってきちんと画用紙に絵をリアルに描いたのは、学生時代なんじゃないかと…。(遠い目…👀)今の時代、デジタル落書きで気が済んでしまって、最近ようやく実物の絵の具を買ったしだいです。

ということで、今回の百均材料で簡単に額縁をdiyした編はこれにて終了したいと思います。ではまた。

とりやっこ

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