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サイドテーブルの仕上げとは|紙やすりがけ&未晒し蜜蝋ワックス塗布編
「先日、自作したベッドサイド専用のテーブルの角に当たると痛い!」そんな悩みをお持ちの方はいませんか?
こんにちは。なんちゃってDIYで木製家具をつくるのが好きな、とりやっこです。
今回のテーマは、自作ベッドサイドテーブルの仕上げ作業。
主に二つの作業、テーブル天板のやすりがけと木部保護剤の塗布の仕上げについて、覚え書き的に書きましたので、よかったらごらんくださいませ。
テーブル天板やすりがけ作業
紙やすりは番手が低い順にかける
ちなみに先日、つくったサイドテーブルは下の記事のもの。
ベッドサイド専用、折りたたみ棚受け金具を使用したものになります。
ベッドで寝る前に読書がしたいばかりにつくったもの。
断捨離中なので即解体可能な家具づくりがモットーの私。やすりがけはいつもはてきとうにスルーする分野でした。
ですが、今回はテーブル角にぶつかって怪我をしないためにもやらねばなりません。
このベッドサイドテーブルに低い番手から順番にやすりをかけていきますよ。
セリア購入の#120、180、320の紙やすりを使用。
電動サンダーなる機械はないため、手動で№120→180→320と紙やすりをかけていきます。
※後日、RYOBIのミニサンダーを購入しました。使い勝手などまとめた記事はこちらから。
やすりがけは自作紙やすり挟みで
以前はブロック状の木板に紙やすりを巻いていたのですが、
ほどけるのが面倒くさくて自作した廃材でつくったやすりがけで行っています。
【自作やすりがけ裏側】
かまぼこ板の裏に、仕事で使って捨てようかという、ゴム手袋の手のひら部分を切って貼ってます。
二枚の板をセリアの蝶番古色仕上げでつないでいます。
紙やすりを巻きつけ、挟む! 自作しなくても、百均に専用の道具があることを、あとで知ったのですが。いいんです。
野地板ではないので粗目の番手のサンドぺーパー(紙やすり)はいらないようです。
市販品は、表面はわりに滑らかな集成材パイン材でしたが、けっこう端がとがっているといいますか、 やはり当たると痛い( ノД`)…ので、多少角をとらねばなりません。
ゴシゴシ…
天板表層の多少の毛羽立ち、木くずのささくれとまではいえない繊維のガサガサ感が落ちつくようです。
やすりがけ…得意、もしくは好きな方っていますかね?
時間がかかるため、平日ならいつも出勤間際に服が汚れて、掃除も着替えも面倒なんで、私ふだんはやらないですよ。
好きか嫌いかでいうと、春秋はむしろ好きかも。
でも冬は苦手。
なぜかというと、すべて室内でDIYを行うことを想定している、自由時間細切れのパート主婦DIYerなので…。
寝室兼作業場に木くずが舞うと掃除に時間がとられ、服を汚して、会社に遅刻しますし。(←あほな理由)
春や秋、夏でも外で木を切ったり、やすりがけをたまにします。
でも冬は外が雨がち。最近雪までふってとてもじゃないけれど、戸外でする気はおこりません。この季節は室内でするより仕方ない。
なので、最低限天板上部を撫で、脇や角を丸くし、足の部分角を少し面取りしたのみであります。
※カウンターテーブルの輪染みをダイソーのハンドサンダーでやすりがけで除去後、カウンター天板に蜜ロウワックスを塗った記事はこちらから。
天板紙やすりがけ後の角はどうなる?
あまり変わらぬように見えますが、けっこうかけましたよ。よしよし。とりあえずこれでいいです。
あまり角が丸い家具は趣味じゃないということで。
ぶつかって痛かったら、また考えます。
木材保護に最適な塗料とは?
ワトコオイルと蜜蝋ワックスどっち使えばいいの?
ワトコオイルとは
イギリスワトコ社製。木部用オイルフィニッシュWATOKO ナチュラル(W-01)です。
買った当時は、どの木に塗るにもOK!木材を生かすため万能の色だからと、選びました。
オイルフィッシュ塗料ととしては、仕上げに時間がかかるがDIY初心者にも失敗が少ないと噂の保護剤。
木材の美しい木目の質感を活かせる塗料を探していたので購入したもの。
ほかにマホガニー、ウォルナット等実際のある木の名のついた色もありましたが、ほぼ無色のナチュラルを選定。
亜麻仁油ベースの自然由来、浸透させて拭き取るタイプの塗料です。
ワトコオイルはかねてから購入済み。
今回こちらを使おうと思い、初めての塗布だったので使用法をググりました。
ところが、 二度塗りせねばならない、とか、 独特のにおいがあるので戸外塗布推奨、とか、 二度塗り後四百番の耐水性サンドペーパーで磨くべし(ウェット研磨)、とか。
乾くのに24時間かかるまで放置とあり、…時間的余裕と資材の不足で断念!
あたたかくなったら別の家具で試すことにしました。
耐水性サンドペーパーはともかく、最低二日休みが連続していないと、つくるのがたぶん途中になってしまいます。
つくりたいけれど、やはりこれは手間がかかりすぎ。
どのみち戸外使用家具ではないので、残る選択は蜜蝋ワックス塗布です。
※後日、ワトコオイルを車内テーブルに塗布しました。墨汁塗装と一緒に行いました、記事はこちらから。
未晒し蜜ロウワックスとは
自然由来の塗料が好きな上、有機溶剤のにおいがきらいで、かつ塗りやすいと以前に選んだ国産塗料がこれです。
【材木屋とハチミツ職人が作った】未晒し蜜ロウワックス
木製食器など口にしても大丈夫と書かれているので、まな板とか箸やスプーンなどのカトラリーにも使えます。
蜜蝋とエゴマ油でできている自然由来の安全な塗料。
においはあるにせよひどくはなく、木目を活かす塗料なのでクリアな一色のみ。経年変化で黄色味を増すものの、もともとの色が濃くなる程度の補色です。
水ははじくことははじくようですが、ワトコオイルほどの威力は期待できないよう。 耐水性の不安材料は織り込み済。室内、寝床で飲み物はサイドテーブル上に置かないのでよいのです。
同じ蜜蝋原材料でもほかにも外国製品のブライワックスなどがあります。
動画でみると、ツーバイフォーのSPF材でもいい色をだしています。
解体しないで使う、一生ものの本格家具製作用の塗装には、ラステックパインなどかなりよさげです。
いつかためしたいと思いつつ。トルエン入りは臭いがだめなので、いまだ購入はしていません。
では木材保護はふつうのニスではだめなのか?というと、見た目テカテカ感がナチュラル好きにはそぐわないといいますか…。
好きでつくっている家具に、手間かけてまであえて塗ろうとは思えない質感…。
木部を水などで汚したくないため保護用ニスをぬりたいのなら、最初からニスを塗られた板を買おうと決めている、なんちゃってDIY好きのtoriyacco。
狭い作業スペースに、これ以上ふだん使わない在庫を増やしちゃだめ👹と思っているため…。
というわけでかんたんにメンテナンス程度の保護剤、蜜蝋ワックス塗布でいくことにしました。
※後日、英国製蜜蝋ワックス、BRIWAX(ブライワックス)を購入しました。
トルエンの入っていないタイプ、トルエンフリーのラスティックパインは、仕上がりが飴色でいいかんじの古木感がでました。
ワックスがけの簡単手順など、まとめた記事こちらから。
未晒し蜜ロウワックス塗り心地は?
ナチュラルテイスト好きとしては買ってはみたものの、まな板、スプーン、小箱程度にしか使ってはおりませんでした。
カンから取り出しますと、バターのような色味、マーガリンのような硬さの固形塗料です。
はじめは百均カースポンジでポンポンと刷り込みます。固さがあるので刷り込み出があります。
オイル系の、木目にするする入り込むやわらかなかんじではないので、薄く薄~く広くのばさないと、どこかで塗料がまだらになります。
ひたすらウェス(子供スカートのきれはしの布)で足や天板にワックスを塗り込みます。
白い布がうっすら黄色くなりますね。けっこう、自然に均等にワックスを薄く塗るのはむずかしい。
ワックスがぶあつい個所はあとで黄色く変色するのは、経験済みなので…。
蜜ロウワックス仕上げ後の折りたたみテーブル
ナチュラルテイストな、サイドテーブル天板の仕上げ後です。
ううむ。触るとすべすべして、わずかにしっとりする程度。
なんとなく作業前の板との違いはわかるけれども、塗った本人しか気づかないかも!
今回はこれでいいことにします。
サンドペーパーで天板の角がとれたので、ようやく安心してベッドサイドにテーブルが置けますから。
今回のミッションは、自作サイドテーブルの仕上げ。いいかんじにつや感が出る、木部の保護剤が塗れました。
天板やすりがけと蜜蝋ワックス塗布編、ミッションは完了!ということで。
ではでは。
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