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RYOBIミニサンダS-5000レビュー|女性におすすめなサンダー
小型家庭用ドリルドライバーしか電動工具をもっていなかった、万年初心者DIYerの私、
ついに今回、RYOBIのサンダーを導入することにしました。
こんにちは。なんちゃってDIYで木製家具を創作するのがすきな、とりやっこです。
主に屋内使用で都合のよい、小型電動工具なかで、女性でも取扱いのしやすそうな工具。
コレさえあれば、DIYの幅がもっと広がるのにと思う電動工具を買い物候補にあげたところ。仕切り用溝を彫るトリマー、丸ノコは回転刃の扱いが怖いので、太め角材を切るのがラクになる小さめのジグソーか、悩みました。
廃材活用の多い私としては、やすりがけ作業に大変時間がかかることが悩みのひとつでしたので、まずはミニサンダーを選びました。
どんなものだったか、見ていきましょう。
各種サンダーの性能の違いと選び方
まずサンダーはどういうものかというと、モーターの力でパッドが高速振動し、木材の研磨、表面仕上げなどができる電動工具です。
実際のホームセンター展示品に並ぶ、代表的メーカーはといいますと、マキタ、ハイコーキ、BOSCH、RYOBIなど。
そしてサンダーの形状は主に4種あるとしりました。
(※使用用途や形状がかなり違っているので、ディスクサンダーはのぞいてます)
サンダー形状4種とは
研磨したい場所や用途で、サンドペーパーを装着する部分のパッドの形状が違います。
それぞれ機械の大きさや重さ、集塵機能の有無、充電式かコード式か。コスパや静音性。
それぞれの違いをざっくりと見てゆきます。
1ベルトサンダー
主にプロ向け。
廃材や荒材の表面加工、部材塗料の研削ができる。価格は高め。
2オービタルサンダー
個人使用からプロ向けまで、性能はさまざま。百均はじめ市販のサンドペーパーが使える。
RYOBIのミニサンダーは小型で軽量なので操作がラク。女性向き。
充電式とコード式で値段が2千円ほど違う。集塵機能つきでもまた価格が跳ね上がる。
3ランダムサンダー
やする部分が円形のパッドであり、市販のサンドペーパーが使えない。オービタルサンダーよりは、研磨力がある。ワックスがけなどもできる。
4デルタサンダー(アイロン型コーナーサンダー)
隅などの細かい個所のやすりがけに最適。
女性向け・コスパのよい有名メーカーのサンダーは
・DIYでしたい作業内容(広範囲のテーブル研磨・荒材加工、細部の加工など)
・使用頻度
・充電式ORコード式
・集塵機能の有無
・操作性(女性でも扱いやすいOR男性でも片手で使用できる)
・コスパの良さ
・静音性
結構ネックポイントがありますよ。
まずはプロ向けベルトサンダーは価格と操作性で除外。
デルタサンダーは二台目のサンダーとしての機能かもということで、とりあえずは除外。
残りはオービタルサンダーかランダムサンダーかということに。
ランダムサンダーは、馬力もあり、大きさ的には取り扱えそうと思ったのですが。馬力のあるのは、静音性も気になるところ。
重量などは選ぶときの参考になりますが、やはり手っ取り早いのは手に持ってみての感覚です。
利き手にもっても結構ズシリと重みがあります。
片手では機械が暴走しそうな予感も。慣れると大丈夫なのでしょうか。
私の手は女性としても小さい方。
中一の息子と手を合わせたら、ついに抜かれました。小3の娘にすら、もう少しで負けそうな具合です。
サンダーはクランプなどで材料を押さえておいて、両手で取り扱うものなのでしょうか。
私は小型家具の製作が多いので、ものによっては片手で取り回したいです。反対の左手は木材を押さえたいですから。
ホームセンター店頭の展示品サンダーの中、片っぱしから持ってみましたが、取り扱えそうなものはミニサンダーでした。
パート主婦DIYerとしてはコスパのよさもかなり重要。集塵機能は魅力でしたが…。
ということで展示品小型タイプで取り回しやすい品のなかで、集塵機能はないものの、ホース別売で掃除機につなげるタイプに着目。(値段同等なら集塵機能つきがおすすめ)
あとは充電式かコード式かの違い。
コードレスは明らかに取り回しが便利。屋外でも使えます。
ただ屋内使用で思い立ったがすぐDIYする機会の多い私としては、直接電源をとるコードタイプの方がむしろ都合がよいともいえます。
長時間使用しても充電切れをおこすこともないです。
我が家の場合、作業する部屋の窓際にカウンターとして作業できる場所があり、電源も窓の近くにありました。
女性向け操作性よさ・コスパの良さからRYOBIのミニサンダーに着目。コンパクトなサイズなら比較的静音なはず、という期待もありました。
憧れの電動工具、しかも有名メーカー。
アマゾンのプライムデーなどで割引を狙ってもよかったのですが。展示品につき千円割引(税込5,980円が4,980円)とリーズナブルになっており、その場で購入しました。
次は、購入したRYOBIの工具紹介にまいります。
購入品:RYOBIサンダーS-5000の紹介
KYOCERA RYOBI サンダS-5000
商品発売元 京セラインダストリアルツールズ販売(株)
箱書きサンダになってます。サンダーとこの工具の名をずっと呼んでいたのですが。どちらが一般的なのでしょう。
仕様
電源 AC100V50/60Hz
定格電流 1.1A
無負荷回転数 10000回/分
ペーパー寸法 木工ペーパー 75×140㎜
コード長さ 2m
本体寸法 長さ130×幅74×高さ121㎜
質量 0.76㎏
付属品
- 集塵ノズル 一本
- 木工ペーパー 穴付き#100 一枚
ノズルは付属品ですが、集塵ホースは別販売品。
また集塵機能を利用する場合の、専用穴つきサンドペーパーも一枚ついていますが、別販売品。
KYOCERAの総合カタログで確認の上、純正品を購入する必要があるようです。
〈電子カタログ〉
https://www.kyocera-industrialtools.co.jp/support/catalog/
詳しくは販売店などでお取り寄せを。
※感電の恐れがあるので、水・オイルなどを使っての湿式研磨作業は不可です。
RYOBIサンダS-5000の性能を試してみた
まずはサンドペーパーをつける作業から開始。
説明書によるとサンドペーパーの穴の位置を合わせてとあります。
サンドペーパー長さは脇8+長さ105+脇8+余白α=約140㎜
これは集塵穴つき専用ペーパーしか使えないのかと思われますが、ホースを掃除機につなげて集塵機能を使う場合です。
私の場合はとりあえず集塵機に接続しないので、市販のサンドペーパーを使用します。
ダイソーのハンドサンダー用の木工用サンドペーパー(70×230㎜)幅は短めですがほぼ同じ。長さだけ140㎜にカットしました。
荒材なら#80から、仕上げ#120~と番手を上げて装着。ラバーパッドにクランプレバーで固定する方式。
では研磨作業の開始。
試しに以前ラフにつくった、ミニ作業台の側面をかけてみます。
脚が廃材を使用しており、素材感満載のもの。
粉塵が舞い飛ぶのでマスク・窓開けは必須。そばに集塵機能のかわりにハンディ掃除機を待機させますよ。
機械の動作音は耳が我慢できないほどうるさくはないです。小さな掃除機くらいですかね。
少ししかしてないせいか、あまり変わらない気がしないでもありませんが…。
元がかなりの廃材・荒材でした。研磨作業がさほど必要ではない作業台なのでこれで終了。次はわかりやすいところで、別のものを研磨してみます。
例えば、小屋に転がっていたSPF端材の廃材などを研磨していきます。
ゴミにしかみえない
角部分の木は欠損。ひっかき傷、汚れありの、文字通りの廃材です。
両面、端が薄く木が割れていたり、よく見ると小さな虫くい害が…。
捨てる予定のごみ置きに突っこまれていた木材なので、自由に研磨してみます。
カウンターの上に置き、窓を開けてのハンドサンダー中。外が見えます。
風向きに要注意です。逆に家の中に粉塵が飛び散らないとも限りません。
(※ダイソー50㎜クランプがはまらなかった厚い板。左手で撮影のため、片手で機械の操作中)
小さい素材ならば電動サンダーはクランプ固定が必須のよう。大きな板だったため、クランプなしでもいけます。
最初は平面、広い部分からかけた方がよいようです。
高速振動しているだけあって、細かく機械を動かす必要はありません。
かといって板に押しつけてはいけません。少しずつ面を移動させていかないと。
同じコーナー(一点集中個所)ばかりやするとサンドペーパーが破けます。
とはいえ、コーナーなど細かなやすりがけは得意なようです。
手でやると、指が痛くなったりするものですが、機械ならばストレスを感じません。
サンドペーパーが破けた部分を反対向きに装着し直して、やすりのやり直し。
脇が欠けていた部分をならすと、丸みを帯びた形に。
脇のぼこぼこに深く穴のあいた部分は、サンダーでは凹凸がなくなりません。
凹凸が深い場合は不要な部分はカットしてから、もしくはカンナ掛けが必要です。
サイドの部分のやすりがけ後。
角の丸め方が一定ではありませんね💦。
汚れや穴を払拭した面と、最初からさほど角が傷ついていないサイドとの違い。
新聞紙の上の粉を外に払うために機械をとめ、20分ほどかけてきれいにした表面板の様子。
かなりスイッチをしょっちゅうとめました。機械を持つ手がブルブルと震えるのが、慣れていなかったもので。
機械の操作は慣れが必要でしょうか。これ以上は240番などを使って、表面を滑らかにした方がよさそうです。
とはいえ使う予定が今のところ?なので、いったんここでやめます。フィギュアの置台になるほどには、やすりがけできましたよ。
集塵機能はあった方が便利かもしれませんが、専用ペーパーを使う必要があるのですね。
コスパを選ぶか。便利さをとるか。とはいえ、私は強い味方コンパクト掃除機のSharkがいます。
ドゥイィーン!
新聞紙の上の粉塵を払いのけた後、サッシ溝に飛んだりした粉は、ハンディ掃除機で吸い取りました。
これは充電式なので、取り回し自由で便利です。
これで、以前カウンター台表面をやするときに感じた悪夢を、払拭できますよ。
実は以前、ハンドサンダーでカウンターの輪染みを研磨したとき、小一時間以上やすっていた記憶が鮮明です。
いい加減疲れ、夕飯支度のため時間切れで、二日に分けて作業したことがありました。
以前書いた記事で、その研磨作業の様子が写真に載せてあります。
もう、これでやすりがけに時間かかる&手が疲れた!の悩みが、一気に軽減しましたよ♪
ミニサンダーを買ってよかったです。
小型の機種を求めている手の小さな女性。
片手で操作性のよい、オービタルサンダーを探している方。
リーズナブルだけど、しっかりしたメーカーのものがほしい方。
というわけで、今回の憧れ電動工具のお買い物、RYOBIのミニサンダーのレビューはこれにて終了したいと思います。
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