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木製貯金箱の簡単作り方|百均グッズと端材でできる仕分け小銭入れ
家にいるとき、細かい小銭の現金が、突然必要になることってありませんか。
どうも。電動工具で板を切らない、なんちゃってDIY好きな、とりやっこです。
硬貨を仕分けできる便利な入れ物はあっても、事務的で飾りとしては残念なプラスチックな見た目だと、本棚の隅などに追いやりがち…。
今回は、硬貨仕分けもできる貯金箱を、セリアの箱&コインケースと端材で簡単につくったお話を書きたいと思います。
それではまいりましょう。
仕分けできる木製貯金箱の作製前準備
貯金箱を作ろうと思った理由&問題
主に息子が突然、今日までに払えと書かれたお手紙を、朝七時すぎにキッチンの私の前に持ってきがちな最近…。
私は料理の真っ最中の濡れ手で、手紙も触れない状態。息子は七時半すぎに学校に行くのに。
現金で一円単位の小銭がいるときさえあり、おつりのないよう払わなければならない部活の費用や、教材費、その他もろもろ…。
たまに近所の人が集金に来たりすることもありますが。(それは小銭はあまりないけれど)
そんなことがたびたびあるので、財布とは別に小銭ストックしておくことにしてました。
セリアのセパレートコインケースに入れ、硬貨種別に仕分けできる貯金箱として機能は果たしていたんですが。
いくつか問題がありました。
見た目がプラスチックで、木製品好きの私の好みではないこと!
そんなわけで百均セリアの木箱入れ本棚の隅に置いておいたんですが、蓋がないのがネックでした。
蓋つきのボックスを買えばと普通は言いそう。断捨離中の私にこれ以上木箱を買う予定はございません。
しかも仕切りもない箱にごちゃごちゃ物をつっこむだけでは、収まりも悪く…。
というわけで最近たまりがちな端材を使い底部を改良、蓋をDIYすることにしました。
問題はもう一つ。端材でつくる必要があること。
これ以上端材が増えたら、端材置きを作るか、どれかを処分しなければ箱に入らなかったため…。
端材でつくろう
問題のポイントをまとめてみます。
①木箱の底部収納を改良
②折れ蓋をつくる
③百均グッズ&端材・廃材を使用
というわけで、端材工作をはじめていきます。
用意した材料
貯金箱本体
インテリアウォールボックス【セリア】
サイズ/実測 約14.5×14.5×6㎝ほど。吊り金具を撤去済み
アンティークとって【セリア】
※引き出し用として取り付け。古色加工ですが、製品名忘れました。
この昭和レトロな前面の引き出し用アンティークとっては、飾りだけではなく、本棚の上の隙間にはめたあと、引き出すときに使います。
そのためさらに大きめ蓋用金具を、つけにくいのがデザイン上のネックです。
箱中はほぼ正方形。
底にコルクシート粘着付【セリア】の端材をはる予定です。
二段式折れ蓋用
<奥側折れ蓋用>
天然木端材 長さ15×幅3×厚さ1.2㎝
<手前折れ蓋用>
ファルカタ集成材 長さ150(※カット後)×厚さ6×幅100㎜
本当はセリアやダイソーで15㎝幅板を使えば、カット工作は必要なものの、簡単に板はつくれます。
板を二枚にすると、蓋を折れ戸タイプにできることに気づき、今回は端材を利用!
厚みも色も違う板材を、あえてデザインとして使用したいと思います。
貯金箱に入れたいもの
〇セパレートコインケース【セリア】&硬貨各種
〇ミニ金庫の鍵 ※施錠できる金庫的小箱は別にあり
〇印鑑(三文版)※普段使い用
セパレートコインケースの特徴
硬貨の収納量は十分。ケースの底はお札が格納できるスペースあり。
今は硬貨のみストックしてます。
蓋つきケースなので、木箱の蓋は簡易的に金具なしでいこうと思います。
調整用材料
<高さ調整用ブロック>
直方体ブロック【ダイソー】2個
約90×30×15㎜
木製角材【セリア】 端材
約9(※カット後)×1.2×1.2㎝
そのほか使用金具など
平蝶番25㎜【セリア】ほか 廃材蝶番
全部で4個
ほか 各種木ねじ。
電動ドリルドライバー
手動きり、さしがね、木材用カッター、木工用ボンドなど
百均グッズ&端材木製貯金箱の作り方【簡単手順】
底部収納の改良
木箱本体はセリア既製品を使用し、底だけ化粧直しをしたいと思います。
白い紙で型をとり、コルクシートを切ってはるだけの簡単工作です。
お次は底部収納に仕切りをつけたいと思います。
こんなかんじで、ノーカットでジャストサイズのブロックがあったので置いて見た様子。
コインケースを上にのせると、片側に1㎝の隙間ができます。
セリア角材棒でピタリと収まりがよくなるのでカットして使います。
木工用ボンド接着して乾いたら、木箱の底に置くだけでOKです。
折れ蓋をつくる
まずは必要サイズに板をカット。
自作ミニ作業台で、切っているところ。
かんたんにやすりがけを行います。
ファルカタ工作材は表面がすべすべ。
女性でも切りやすい工作材で、好きな板。
ですが、切り口がたいへんボロボロになるのでやすりがけは必須です。
ざっくりとお手製のハンドサンダーでかけてます。
自作の道具だと愛着があるため、面倒な作業でもとりかかりやすくなります。
道具が使いたくて…。
次、蓋をとめてゆきます。
仮に板を置いてみて、板の間に数㎜の隙間ができる。
それが蝶番を取り付けると、ジャストサイズになることに気づき…。
蝶番は板に溝掘り加工なしで好都合♪と思いました。
(工作のプロは必ずする、木製品は百均商品でもしてあることが多い。)
まずは二つの蓋の蝶番取り付けから。
廃材蝶番をチョイスしたのは、板厚が薄いせい。
セリアの平蝶番ゴールド色だと少し金具が飛び出てしまうと思ったので…。
蝶番取り付け向きに注意です。
90°しか開かない蝶番でしたので、特に注意しないとうまく蓋が開きません。
木ねじは銀色ですけれど、気にしないでください。
次はセリアの平蝶番で本体に取り付けていきます。
こちらはじゃっかん木箱が厚いので、なんとか取り付けられます。付属のねじを使いました。
蓋はステー金具をつけなくてもよいことに気づきました。元々の蝶番の固さがあると、ステーなしでも宙でとまるんですね。
底仕切りに鍵と印鑑をセットして、
コインケースがピタリとはまると、ごちゃついて見えない貯金箱のできあがりです!
前の空間は、硬貨の仕分けがめんどくさいとき、とりあえず放り込む地帯にしようと思います。
仕分け木製貯金箱【完成図】
じゃーん!なんか段差が気になる蓋ですけれど、シンプル&ナチュラルな貯金箱ができました!
今はあじさいの季節…。梅雨は開けましたけれど。
前面蓋にとってをつけなかったのは、上にかさばるとしまう棚の上につかえるから。
と、…うしろの段差の板に手をかけると簡単にあくことに気づいたからです。
少し開けて、とめることもでき…。
蓋が宙でとまった…!
もちろん全開でもOK!
宙に浮く開き方の独特な動きが、なんかしらんけどたびたび開けたくなるかんじです。
留め具はいるかもしれないと思いつつ、中にコインケースに蓋があるので、とりあえずつけません。
木箱に留め具をつけるなら、中の蓋はむしろ邪魔ですね。
今回は端材と廃材とセリア&ダイソーグッズで、工作が完了したので、あらたにかかった費用は0円でした。
中身がごちゃついて、見た目も今いちだった貯金箱のプチいらいら問題も無事解決。
リーズナブルな工作ながら、ナチュラル雑貨感もUP。というわけで、今回の工作はこれにて終了したいと思います。
それでは。
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