広告このコンテンツには広告を含む場合があります。
ハンドサンダー自作|木の持ち手で百均のサンドペーパーが使えるよ
「ペーパーの番手をかえるのが面倒なので、ハンドサンダーが複数ほしい。」
その願いはプチDIYをする方ならおわかりいただけると思いますが…。
「しかも廃材利用で、木の持ち手で!」というのは、完全に私の趣味。
こんにちは。百均簡単diyで木製家具づくりのすきな、とりやっこです。
今回は、木製柄のハンドサンダーを自作するという、二度目のトライにして地味な課題に挑戦しました。
思考錯誤を重ねつつもまだまだ改善の余地あるできばえですが、どうぞ最後までごらんくださいませ。
それではいってみましょう。
ハンドサンダー自作する前に
ハンドサンダーを自作するわけ
市販品として、ダイソーのハンドサンダーやブロックサンダーは持っています。
廃材を楽にきれいにしたくて、リョービのミニ電動サンダーも近年手に入れました。
ハンドサンダーも一つ過去につくっています。
いっそサンダーなしで、端材角材に紙やすりを巻いてもやすりがけはできるのですが…。
自作するのは、結局、今あるものがどこかが使いづらいからだったりします。
電動は大がかりなやすりがけのときは役に立ちますが、うるさいのがデメリット。少ししか使わないときは、ハンドサンダーの方が手軽で便利です。
百円ショップのサンダーはコスパ最強ですが、メリット・デメリットがあります。
自作物は単純構造で便利に使えますが、もっと造作に工夫がほしいとかんじるところ。
やはり紙やすりは角材に巻いて使うより、しっかり固定した方がよいです。
それなら市販品を!という話になりますが、ほしいのは木の柄のもの。
こんなやつ。
サンダーにばかりお金をこれ以上かけれない…。
しかも百均で適当な木の取っ手ってないんですよね。
これ以上買い物を失敗したくないので、とりあえず端材で自作してみることにしました。
ダイソーハンドサンダーのメリット・デメリットなどを検証
手持ちダイソーのハンドサンダーとブロックサンダー#180仕上げ用です。
左のダイソーのハンドサンダーは大き目で広い面積のやすりがけのときに便利に使っています。
ハンドサンダー専用のサンドペーパーもあるところが、やすり紙を(はさみが傷むから)カッターで切るのさえ面倒な私にはうってつけ。
ブロックサンダーは材質はポリスチレン金剛砂。木製品仕上げ研磨用です。
もうすこし小さめのキューブ型やすりももっていましたが、今はこちらの方を多用。
左はセリアのサンドペーパー。
とはいえ紙製は力いっぱいこすると目詰まりし、破れがち。
ダイソーのハンドサンダーに関しては、メッシュ製を導入してみたら荒目など特にいいかんじにガシガシと削れます。
紙製よりは長持ちしますし。
参考までに、以前カウンターテーブルの輪染みをやすった話がありますよ。
屋外で自作椅子などやすりがけをしたこともありました。
ひとつだけ、難を申し上げさせていただくと、中にサンドペーパーを装着するときの構造の問題。
パカッとあけたらば、釘のようなとっきにペーパーをざくっとぶっ刺す方式なのですが、
微妙に装着位置がずれると二つの蓋と土台がはまりにくいこと…。
サンドペーパーを刺すとき手を刺しがちなこと💦(←ただの不器用)
ではブロックサンダー#180仕上げ用はというと、つかんで手軽にすぐに使えるところがよいところ。
サンドペーパーを巻くのすら面倒な私には使用頻度が高く…。
消耗品なのでやはり目が詰まったら、買い替えないといけないところがデメリット。紙とちがって在庫はかさばりますし…。
どれだけズボラDIYerなんでしょう。
そんなDIYerがいるか?
ミニ電動サンダーS-5000【リョービ】の場合
小さな木製家具しかつくらない、女性の中でも手の小さな私には機能十分なものです。
ダイソーの紙製やすりも使えます。
ただいろいろ問題も。充電式でないことは、ともかく家の中で使用時に、粉塵を辺りにまき散らすというデメリットがあります。
集塵機装着したときだけ使える、コンセント式タイプなので。
私の場合は、窓際カウンターで晴れた日に窓開けながらやるし、突然思ったときはじめるDIYなのであらためて充電をしなくてよいコンセント式で十分。
それはよいのですが、デメリットは寒い冬は使わなくなるということ。充電式を買えばやすりがけが外でもできたこと…。
とはいえ一台はこれでよいとして、ハンドサンダーは必要だと思います。
細かい部分は小さめハンドサンダーが便利です。
自作ハンドサンダーの場合
写真はかまばこ板とセリアの蝶番、使い古しの作業用手袋、手のひらのゴム面を使用して以前自作した物。
ガッツリ廃材DIYのハンドサンダー。
セリアのワイドタイプの紙を挟みこむときに便利なサイズです。
しかも紙を挟みこむだけの簡単装着で、やするとき板に押しつけるときの自重だけで固定する簡易タイプ。
この単純構造が功を奏して、割と思いついたときにやるDIYでよく使います。
荒けずり用、仕上げ用とサンドペーパーの目の粗さなどに応じて、番手をいちいち替えるのが面倒くさいとき、挟むだけなのですぐに使えるという…。
使用している様子の記事はこちらにも。
ただこの板は薄いので、たくさんやすりをかけたいときに手に負担がかかる感があります。
市販品を買うのも、当たり外れがあり…。
これはもう、自作するしかないと思いました。
番手の数だけ、ハンドサンダーがあれば、
サンドペーパーをかえるのは面倒だな、どのサンダーを使おう?
と、サンダーがけにいちいち悩むことはないはずです。
理想のハンドサンダー作成のポイント
・見た目ナチュラル
・手軽に作れる(カット工作なし)
・百均サンドペーパーをそのまま挟める(サイズはざっくり巻き付けられればOK)
・在庫・廃材の板や金具を使用
・ペーパーはしっかり固定(ただし着脱は簡易めに)
・木の取っ手(さわりごこちが好き💛)
以上の条件で製作しますよ。
百均サンドペーパーが使えるハンドサンダーの作り方【簡単説明】
端材で簡単につくれると思ったけど、つまずいたのは木の取っ手の製作でした。
作成途上の写真はありませんが、やすり紙を挟む台まではすぐにできたのです。
材料など
<台座の部分>
デザインボードセット【ダイソー】120㎜×60㎜
2個セットうち1個使用
紙押さえ金具 ステンレス取付金具75㎜【ダイソー】
(3穴 直径4㎜サイズねじが使用可)
他M4ボルト&M4ワッシャー&M4蝶ボルト
一般的に自作するなら、雌ねじは鬼目ナットを使用、蝶ボルトでしめるタイプが多いようです。
背後もすっきりし、表も美しく映えますが。在庫品を使おうと決めたので、このチョイス。
※しかも鬼目ナットのM4サイズって、百均はおろか、ホームセンターの売り場に見ないんですよね。M6はあるんですが…。
作業は4㎜ドリルでデザインボード板に穴を開けるだけ。
金具設置位置は手持ちの百均のサンドペーパーをちょうど押さられることを確かめてから設定しました。
サンドペーパー【セリア】 約140×115㎜
↓セットオン!
すみません。使用ずみのはさんでいるので、端が切れちゃってますね…。
次はこちら。
ダイソーハンドサンダー専用
木工用サンドペーパー
↓セットオン!
少しはしっこを切りました。とめる場所は違いますが、なんとかいけました。
ダイソーの両面メッシュやすりサイズは9×23㎝ですが、装着具合は試しておりません。
ダイソーのハンドサンダー(黒いゴム製)は、ガシガシ広い面をやする、メッシュ専用にしたいと思います。
ペーパーの設定サイズはOKでしたが、手持ち取っ手を設置する場所として、金具間が細くなりすぎました…。
台座、後ろの様子
ボルト皿&鍋頭が飛び出るのがまずいので、木部に埋めこむためなんどか大き目サイズのドリル穴を開け直しました。
板に木の粉、穴の掘り方汚い…。
ボルトの形状や長さが、みごとにバラバラ…。
木の柄をつける
ミニステー19×24㎜ 4P 古色仕上げ【セリア】
うち3個使用
木製丸棒(元は百均タオルペーパースタンドの支柱の一部 約13.5㎝)
柄をとめる金具をセリアミニステーでと思ったのは、設置できる台座の場所の細さのせい。
丸棒の柄にも金具を固定する必要があり…。
ミニステー設置場所を確認中。
指でもってみて、どの位置なら安定して固定できるか確かめ、しるしをつけます。
左官職人が壁塗りなどに使う、こてをイメージして、一か所でとめますよ。
台座にミニステーを設置しました。
この穴の部分が三つきれいに重ならないととめられないので、金具差し込み方向に注意です。
木の柄の方に金具をとりつけ。取り付ける辺に注意です。
M3ボルトねじ、M3ワッシャー、M3ナットでとめますよ。(写真ちょっと曲がってる…)
金具で一か所固定だと、弱いかと思いつつ、
金具まわりがごつくなったのでこれでやめました(‘◇’)ゞ
木製取っ手取り付けで、発生した問題点とは
3つ問題点が写真の通りです。
-
支柱に取り付けたボルト&ナットに指が当たる(指が不愉快)
-
後ろの蝶ネジの上の高くはねた部分にかすかに指があたる(気になる)
- サンドペーパーが板にフィットしない(少し浮く)
問題点の対策
マスキングテープで応急処置しました。支柱金具はぐるぐる巻きに。
金具に触れる部分に両面テープスポンジつきにマステを貼って、黒い面は表、緑のテープは両面テープ粘着面側。
ねじをゆるめるときはがしやすいようにという考えです。
見栄えは微妙ですね…。
フィットしない板には、やはりゴム製かスポンジ素材をはりたいところ。
手頃な廃材・在庫で1㎜厚程度のクッション素材を探したのですが、見つけたのはこれ。
コルクシート粘着付【セリア】30×30㎜
わざわざ両面テープなどを貼る必要のないところがお気に入り。
(ダイソーのシートは大き目2枚でコスパよいけれど、粘着テープなし)
指カバーにも貼ってしまいます。
百均サンドぺーパーが使える木製とってのハンドサンダー【完成図】
じゃーん!
まる左官職人用のこてだね
写真撮影後、丸棒の傷などの古木感がそのままだと気づきましたよ。
やすりがけの道具の柄が、やすれていないという手痛い事実…。
ともかくハンドサンダーの形は完成しました。
気が向いたら、蜜蠟ワックス仕上げ等は後日します。
いや、一生しないかも
では、木板をやすってみますよ。
がしがし。手軽にいけるのじゃないかしら。
今回の木製柄ですが、最初は端材を彫るところからはじめようと思ったのを断念し、丸棒で簡易的につけただけ。
カット用専用工具(ジグソーとか)か、大き目穴開け用ビットがあったら、自由な造形を手早くきれいにつくれるのに…と思いつつ。
端材などでリーズナブルに百均のサンドペーパーが使えて便利な、あたたかみのある木の柄のハンドサンダーができたので、よいことにします。
というわけで、今回の挑戦はここまでとしたいと思います💦
それでは。
にほんブログ村ランキングに参加中♪
記事がよかったと思ったら、1クリックしていただけると、とりやっこがよろこびます💛
にほんブログ村