ブライワックスラスティックパインで桐板集成材を古材風撮影台にdiy! 

古材風撮影台をDIYした表紙

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板に色をつけつつ保護剤を塗りたいんだけど、ブライワックスは塗り方がむずかしいの?なんだか作業工程が多そうだけれど…。そう思うブライワックス初心者はいませんか。

とりやっこ

こんにちは。木材着色と保護の手間を一つにしようと、先日ブライワックスを購入した、なんちゃってDIYerとりやっこです。

以前、ブライワックスのラスティックパインを百均の合板ペン立てで塗布をしたとき、着色できたものの木目の美しさが出せませんでした。

英国製蜜蝋ワックスのブライワックスは、家具保護用には最高の仕上がりというけど、実際、木の質感・色目のすばらしさは樹種によって違いが出る模様。

というわけで、蜜蝋ワックス塗りのリベンジを計画。

今回は、木目の見える、桐板集成材を用意しました。

「英国生まれ最高峰の蜜蝋ワックスで、リーズナブルな桐板材を、古材風撮影台にした!」という話を、覚書き的に書きました。

ワックスがけ初心者でも、気軽に塗布したらこうなるよというお話として参考までにご覧くださいませ。

しろくん

ワトコオイルも英国製だ!

目次

今回用意した桐板集成材

桐板集成材

裏と表が、あるのかわかりませんが。両面どちらも木目の流れがはっきりと見えるもの。

木目の種類には2種類あって、木をカットしたときに現れる切断面の模様によって呼び分けていますよね。

まっすぐ筋の通った柾目(まさめ)と山や波のようなうねりや渦巻き模様を描いた板目(いため)

反りや狂いが生じにくく吸湿性もあるが価格高めの柾目に対し、これは安価である板目でしょうか。

桐板集成材

桐板集成材

サイズ/実測値 約30×60.3×1.2~1.3㎝

近所の大型スーパーのホームセンター部門で購入。

(※ダイソーのものとずっと思っていましたが、WEBで今の規格に見つけられず。であれば、近所の店舗で500円前後で買った代物と思われます。←一年以上前なので詳細忘れました…。)

唯一無二の個性的な文様が、デザイン的に面白く美しいので、私にとってはリーズナブルな良品ですよ。

カートつき木箱の上、無印良品のプラスチック収納箱二つを置き、さらにその上に棚板として木製箱などを数個のせて使用していたものです。

引き出し感覚で木箱を引き出していたので、よく見ると木目に沿わないすり傷が多数あります。

一見板は新品ですが、使用済みというわけです。

ブライワックストルエンフリーんpラスティックパイン

前回と同じくブライワックストルエンフリーラスティックパインを使います。

前回の塗装はダイソーのペン立てでした。

簡単にブライワックスの使い方などもまとめてありますので、よかったら記事はこちらから。

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桐集成材を古材風撮影台にする方法【簡単解説】

ブライワックスの塗装に使用した道具

ブライワックス塗装用品

必要な道具など

  • 手袋(※写真にはないけどプラスチック製がよい)
  • スチールウールたわし
  • 天然たわし
  • メラミンスポンジ
  • ウェス
  • サンダー

前回のスポンジ塗布でのチャレンジを踏まえて、今回新たにそろえた品です。

最初のワックス塗装では、写真中下のキッチンで使う白いメラミンスポンジを使っていましたが、

木目にワックスを刷り込むにはスチールウールがよいとのことで、今回ダイソーにて購入。

ミニサイズ天然たわし(亀の子たわし風)もダイソーでリーズナブルに調達しました。

あとはウェスなどです。

推奨された塗装用具がどんな風によいのか、検証してみました。

塗装前の研磨(サンディング)が大事

仕上がりの美しさに影響してくるので、塗装前の研磨は必須です。

木目に沿わない方向の擦り傷、あきらかなへこみなどは極力ならします。

古材感覚であってよいと思われる程度に、きれいに板表面を研磨します。(今回は完璧にはつるつるにはしません。)

ワックス塗装前ハンドサンディングの様子

角の面取り作業。自作かまぼこ板ハンドサンダーで研磨しています。

サンドペーパーを巻いて手でやすった方が、細かな力のかけ具合がわかりますね。

平面の研磨は、手動は大変なので電動工具を投入します。

リョービミニサンダS-5000の登場です!

#120のサンドペーパーを装着済。

リョービミニサンダーでサンディング

ブルブルブル…!

ずっと機械を握っていると手に振動がきて、ときどき休みたくなります。買ってから日が浅いので、まだ感覚的に慣れません…。

集塵機能はついてないですが、掃除機につなぐホースは後付け可能なもの。

今回も、そばにハンディタイプの掃除機Sharkを待機させて研磨しました。

集塵機能はやはりあった方がよいです!

手動研磨よりも、微粉が宙に舞い上がるので、マスクは必須。

面が広いので時間はかかりますが、結果ラクチンです。

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スチールウールでワックス塗布

スチールウール

リーズナブルさに勝てず、購入したダイソーのスチールウールたわし

BRIWAX缶説明ではスチールウールの#0000が指定されていました。

ダイソースチールウールたわし裏書

ダイソー品には番手の記載がありません。見た目では違いがわからないですが、繊維の細さが違うのですね。

繊維の太さで、表層板を削る荒さがかわるわけですから、木目にワックスがのる具合、表層板の仕上がりがかわるのでしょうか。

古材風にアレンジしたいので、粗目もむしろよいかなと思っております。

不具合があったら、ホームセンターにて買い直す予定。

さっそく塗布していきます。

ブライワックスラスティックパインをはじめの塗り

はじめはごく薄めに塗ってみました。面が広いので、失敗したらムラをならすのが大変かと。もっと塗った方がよさげです。

スチールウールを片面につき1個ずつ、2個使いました。

ぼろぼろっと色のついた繊維が剥がれ落ちてくるので、放っておくと板の上でダマができてしまいます。

下に敷く新聞紙を何度も取りかえました。

片面をワックス塗り。

撮影台なので、片面だけ塗ればよい気もしますが、一応両面&サイド、全面塗りました。

(※いつか他の家具の部材に転用するかもしれないので。過去、撮影台として使ったものが、次々車内テーブル天板に、掲示板土台などになりました。)

コーナー塗装

注意すべきは、木口の着色です。

木口は特に色が入りやすい場所。やすりがけが甘いと、なおさら同じ色を塗っても濃くなります。

ダマになったり、あとで色移りを防ぐためにも、余分なワックスは、乾燥前にいったんウェスで拭き取っておきます。

最初のワックス塗布を終えたので、窓辺にて余裕もって30分ほど乾燥タイム。

撮影のために窓を締め切っていますが、喚起は最大限行った方がよいです。

ブライワックス塗り乾燥中

うねるように流れる木目が、さらに色濃く浮き出てきました。(画面が暗くてすみません。)

ワックス塗布後

ワンコインで買えるような、桐板集成材ですが、天然木らしい手触りもいいかんじ。古木感も出てきました。

極上の仕上がりを期待させます。

しろくん

エクセレント!

流れるような木目が際立ってきたので、ワクワクしてきました。

天然たわしで磨き工程

ブライワックスタワシ磨き

前回のペン立てワックス塗りでは、ナイロンブラシを使いました。夕方になったので、蛍光灯下での作業。

板の着色の印象が、少し黄色味を帯びて変わって見えますが、ご容赦を。

ミニサイズとはいえ持ち手があるブラシは磨きやすかったですが、今回はダイソー品亀の子タワシ風ミニ天然たわしで磨きます。

植物性材質の毛の固さでの、ワックス磨きの差を体感したかったため。

亀の子タワシ磨き仕上げ

力をかけなくとも、木目をササーッとこするほどにツヤが出てきます。

固いけれども固すぎない毛が、柔らかい材質に蜜蝋を塗りこんでくれるのでしょうか。

やはりナイロンブラシより亀の子タワシの方が、より木目が際立つ気も。色は蜜蝋ワックスらしい黄色さに+薄い茶系が混ざった印象です。

diyした古材風撮影台

雪が降った日に撮ったもの。後日、カウンターに置いて窓を開けて撮影してみました。

蜜蝋ワックス塗った撮影台

撮影台として使うなら、こんなかんじでしょうか。

ニトリ時計とメモ

ニトリで買ったアナログ時計です。

百均の時計はビジュアルはよかったのですが、ときどき時計が止まってしまうので、買い替えました。

パンフでメモをとる図

ブライワックスのふるさと、英国のパンフレットを広げてみました。

ワーズワースの詩でも書きたい気分で、メモを広げますよ。

時計とメモとグリーン

こんなご時世なので、英国旅行には行けませんが、昔の旅行パンフレット広げて、想像旅行などを楽しみますよ♪

今回のDIYは、ブライワックス(ラスティックパイン)でリーズナブルな桐板材を古木風撮影台にするという挑戦でした。

前回のペン立てより、木材のグレードUP感、いいかんじの古材感が出たので、大変満足しております。

ただし、作業中の換気には気をつけて!と、声を大にして注意をうながさずにおれません。

トルエンフリーとはいえ、胚に入れば石油系有機溶剤の中毒性は変わりはありません!

最初の作業で窓開けを怠り、途中から開けたので、少々溶剤の臭いを吸引してしまったよう。

あとで気分が悪くなりますので(´;ω;`)ウッ…、みなさんもくれぐれも換気にだけは気をつけてくださいませ。

というわけで、本日のブライワックスラスティックパインを塗った撮影台diy編を終了したいと思います。

ではまた。

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