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ミニテーブルdiy|百均金具&廃材・端材でリーズナブルな作り方編
「低めの木製椅子の高さに合う、木製ミニテーブルがほしい!でもちょうどよい高さの木製テーブルが市販品にない?」
そんな経験をおもちの木製家具好きはいませんか。
こんにちは。なんちゃってDIYで木製家具をつくるのが好きな、とりやっこです。
今回は、木製のちょうどよい高さのテーブルがほしいという切望から、小さめコーヒー置き用ローテーブルを自作しました。
板は新品から切り出したものではない、端材・廃材ほか間に合わせの材料。
これから作ろうという方のタメになるかは未知数ですが、安く簡単なミニテーブルの作り方の一例として、参考にしていただけたらうれしいです。
ミニテーブルdiyをする前に
使いたい場所や用途でデザインを決める
寝室、自作低め木製椅子の隣りに、小さめコーヒーテーブルがほしいです。
高さや広さはいらないちょい置き用だけれども、小さくてもお茶など水物を置くため、土台ががたつかない必要がありました。
フローリングの桐床を傷つけたくないため、アイアン脚はNG。好みを押し通して、天板は天然木一択です。
とはいえ表面ががたつくような、百均商品のすのこ板などは使わないという条件。
使える材料を集めてから、テーブルの形を決めることにしました。
集めた材料から、テーブルデザイン(脚、土台の形)を考える
家中の在庫の中から、使える廃材、端材、百均板、百均金具等一か所に集めます。
実際、たくさん集めたなかから、もっとも板の厚みや大きさなどがノーカットでいけそうなものを選びだしました。
今回は新品百均板材をあえてテーブル製作用に使っていないな
断捨離は端材利用から…
最近、地道に端材ストック箱の中身が増えてきたので、捨てるものからほしいものをつくろうという発想です。
こうして廃材、端材消化のためのDIYを、定期的に行ってます。買った方がさほど高くない上、ラクで見栄えもよいとは承知の上。今回は、買いたい気持ちを「ぐっ」と抑えてつくりました。
角材など、庭の廃材から切り出せばお金はかかりません。
それでも廃材表面の薄汚れを水や布で落とし、さらにやすりがけし、手動カットで、床に垂直に立つほど、木口を平らに切る!
お金はかからないが大変な労力だと、先日の木製椅子DIYでよくわかりました…。
参考までに木製椅子の背もたれをつけた記事などを、どうぞ。
百均金具、ビスなどは、新品の在庫を使っております。
廃材・端材ミニテーブルの作り方
集めたミニテーブル材料ーmaterial-
土台板用
●SPF材端材
メリット:ある程度重みがあり、土台向き。
デメリット:ビス穴あり、削りかけあとあり。幅が土台としては小さめ。
土台脚・支柱脚(飾り)
●かごの木枠廃材(荒材)
メリット:長さがほぼ同じ、ノーカットでいけそうな木材が3本あり。
デメリット:一面にいずれも規則的な穴が開いている。(飾りと思えばメリットかも?)荒材のままなので、ササクレあり。廃材のため汚れあり。
その他
下穴隠し用飾り
●リーフプレート(百均商品より廃品利用)
支柱脚の穴埋め用木ダボ、最適サイズの在庫がないための、穴隠し用として。
メリット:穴が最初から開いているので、ビスが打てる。
デメリット:使用感あり(特に問題なし)
・家庭用小型ドリルドライバー(ほかの電動工具はなし)
・折りたたみ式木工用カッター(厚み1㎝程度の木材カット可)
・ダイソーハンドサンダー(と#100、#140のメッシュ両面ヤスリ)ほか
揃えた材料が、完成後の形状を物語っております。
ミニローテーブル自作品完成!【図解】
一本脚の天板細め、ナチュラル感満載のミニローテーブルです。
X型の脚や4つ脚は、材料を廃材から新たに切り出さねばとうてい最適サイズにできず、コの字型にするには百均板では材料が薄すぎ、新たに材料を調達せねばならなかったのでこんな形に…。
使える板、木箱の候補はいくつかあったのですが、天板が広すぎると土台とのバランスで安定が損なわれるため、今の形に落ち着きました。
サイズ感の紹介。
高さは30㎝とずいぶん低めですが、木製椅子とほぼ同じ高さ。読書時、コーヒーを脇に置きたいだけなので、高さは低めで問題ありません。
支柱①は太いので、脇の支柱②はほぼ飾り。天板横に長めのため、バランスを保つ意味で置いております。
土台板が小さすぎたので、角材脚を足しております。
次、ざっくり作り方の説明に移ります。
テーブル作製中気をつけたポイントなど(作り方ざっくり説明編)
一本脚をほぞ組なし(伝統的な木材同士に凹凸を彫る接合法)、ビスのみで土台にとめようと思います。
まず最初に、土台脚に円筒形木材をビス打ち。細軸コーススレッド3.3×30㎜を使用。
写真の通り、大穴を避けて二か所とめます。
土台はご覧の通り、端材感と使用感が満載。土台は底側を削りあとでえぐれている部分にしました。
ビス頭埋め込み用の下穴を開け忘れ、頭が少し飛び出、土台がぐらつくことに気づきました…。
やり直せばよいと思いつつ、土台支柱脚を足すから放っておきました。
土台板に土台脚を足したした後の写真です。飾り用の支柱②も立てました。
天板を取り付けようとしているところ。ビス頭隠し用の下穴を開けるのを忘れないようにしました。
皿取錐ビット(下穴とビス頭埋め用の穴を、一発で開けられる専用のドリルビット)がないので、三段階で下穴を開けました。
右から2.0㎜用でまず最初に下穴開けて、3㎜用でビスの太い部分に入るように開げ、ビス頭部分が入る7㎜のビットで数㎜掘り込みます。
頭が一つ分飛び出る状態は、抑えられました。木ダボで埋めていないので天板にビスが丸見え、あまり美しくはありませんが。
天板裏側の支柱①に補強用ダイソーの金折と、支柱②にセリアのミニステー(古色仕上げ)を取り付け。
金折の使用で安定感が増しました。多少金具が無骨ですが、天板裏側は見えにくいので気にしないことにします。
土台裏の支柱取付用に補強用のビス一本追加。土台脚の部分に補強金具はこないほうが見た目がよいと思ったためです。
土台脚角材の裏にセリアのコルクシートを貼りました。全面に貼らなかったのは、在庫が少しだったから。
土台が少し軽いかと、重みをつける意味でも飾り用角材を取り付けようという写真。
シンプルすぎる土台板の、ほぼ飾りなのですが、わざと穴の開いた部分をデザインとして見せることにしました。
土台脚と接合するとき、下穴を開けるのも簡単でしたし…。
穴隠しにリーフプレート飾りを2か所、取り付けるのも忘れずに。
葉っぱの上部をビスで支柱に打ってはいるものの、動かすとこの葉のように揺れてかわいいです。
ワックス塗布前には、再サンディング(やすりがけ)は必須です。
#100(荒目)のメッシュ両面ヤスリでがっつり染みをこそぎ落したあとも、#240(中目)で表面を仕上げます。
天板だけではなく、テーブル全体の特に角を落とします。
未晒し蜜ロウワックスは防水機能は弱めながら、室内家具用の汚れ防止にはうってつけのワックス。
においもほぼないし、ウェスだけで簡単に塗りこめるところが、オイルフィニッシュが苦手なヒトには特におすすめ。
なんちゃってDIYerの私には、取扱いがラクなところが好都合なのです。
ワトコオイルの仕上げの美しさは認めるものの、時間がかかる上ににおいがあるので、小物家具のときはこればかり使っております。
木材がはちみつ色というか、木目が整って、少し黄色味を帯びてきます。
天板のビス頭部分の上には、フランフランの木製コースターを置いておくことにします。
どのみちコーヒーを飲むときは木の保護のために使いますから。
完成したので、コーヒーブレイクにしますよ。
ミルクフォーマーで泡立てたグラスフェッドバター入り、今日は成城石井のブレンドコーヒーです。
バターコーヒーうまい
このテーブルは何かの形に似ていると思ったら、アレです。
平安時代の十二単の女性が(源氏物語とかに出てくる)、肘をかけて頬づえをつきじじでもたれかっている台、脇息(きょうそく)という代物!
一本脚(+ミニ支えつき)でも太いので安定性があり、コーヒーを淹れたカップなども揺れにくいです。
天板1.2㎜厚でも桐材なので軽め。移動もラクラクですよ♪
窓辺に置いたら、花台にもなることに気づきました。
省スペースな場所向きの小ぶりさはありながら、コンパクトになる折りたたみ機能はついてない点が今回の課題ではありました。
百均折りたたみ金具が好きではないから(手を挟みそうという理由)仕方ありませんが、ナチュラル雑貨置きにもなる、コーヒーのちょい置きに便利な木製ミニローテーブルが安くできあがりました。かなり作り方に独特の工夫が入りましたが。
というわけで、今回の低め椅子にちょうどよい木製コーヒーテーブルを、廃材・端材で自作した今回のDIYはこれにて終了させていただきたいと思います。
ではでは。
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