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木製テーブルの輪染みを消すには|サンドペーパーでやすりがけのコツ
最近、地味に、気になる悩みがありました。それは、自宅寝室の窓際、SPF材カウンターテーブルのおそるべき輪染み!
こんにちは。木製で超簡単に家具をつくるのが好きな、とりやっこです。
この木製台の汚さ、輪染みや傷・汚れを、ずっと見て見ぬふりをし、テーブルクロスをかけ、日々ごまかしてきたのですが…。
撮影に最適な場所でもある、窓際特等席のカウンター。積年のプチストレスを解消したい!
今回、テーブルの輪染みを消す、やすりがけ作業のコツなど、覚書き的に書きたいと思います。
木製テーブルの輪染み・傷はサンドペーパーで削る方が早い?
自宅窓際のカウンターテーブルはSPF集成材です。
このひどい輪染み、おそらくは少し前まで冬場使っていた、加湿器のあとですね。
輪染みじたいも大きいですが、全体的に汚れ・傷がひどく、まだらな日焼けもあります。
つくりつけカウンターテーブルなので、外に出してカンナで削るとか、業者に依頼等大胆なことがしにくいです。
輪染みの消し方を調べてみましたが、泡だけで汚れを浮かせるとか、専用クリーナーでなんとか…できる気がしません。
カンナがけが必要なレベルにまで深く染みこんでいそうな輪染みや、ひっかき傷です。
天板をやすりがけするしかないな!
ただ、このカウンターテーブルの場所は、毎日使う寝室。
できる限り短時間に研磨・掃除・保護用ワックスぬりを、済ませる必要がありました。
保護剤としてワトコオイルを使いたいところ、亜麻仁油由来の独特においが、一週間は部屋中漂いそうと判断、使用を断念しました。
今回の天板表面の保護は、乾燥の早い蜜ロウワックスで行う予定。
ということで、まずは地道にやすりがけ作業をはじめました。
※参考までに、ブライワックスで撮影台用に桐集成材を古材風にした記事はこちらから。
ブライワックスのラスティックパイン、仕上がりの質感は最高なんですが…。
なんせ、トルエンフリーとはいえ塗布時のにおいが結構あります。
【ダイソー】ハンドサンダーと木工用サンドペーパーを導入
【ダイソー】サンドペーパー用ハンドサンダー
※約70㎜×230㎜サイズのサンドぺーパーを使用
(なければ手持ちのやサンドペーパーをこのサイズにカット)
材質/塩化ビニル樹脂、鉄
【ダイソー】ハンドサンダー用木工用サンドペーパー
※サイズ/約70㎜×230㎜ 10枚セット
荒目(荒けずり用)#80/3枚 中目(調整用)#120/2枚
細目(仕上げ用)#240/1枚 細目#400/2枚
超細目(塗装仕上げ用)#600/2枚
ペーパーの在庫が少なくなったからダイソーに買いに行ったら、以前から気になっていたハンドサンダーを再発見。
今回導入することに。
面積の広い場所をやすりがけするとき、手持ちの小さな木片だと疲れるな~と思っていたのが購入の理由です。
紙やすりの装着は、専用ペーパーを使えば、超簡単ですよ。
パカッとハンドサンダーを二つに分けまして、くぎの飛び出た部分に紙を刺します。
はじめは中目120番手でトライしました。
地味に木目に沿って、輪染み部分を含め、天板全般をなんども往復させます。
ハンドサンダーの大きさも十分。
樹脂のかまぼこ型形状が、すべることなく持ちやすいです。
ある程度ハンドサンダーの重量もあり、力をさほど入れずともけずりやすいです。
けずった個所だけ白く木目が目立ってくるので、全体をまんべんなくかける必要があることはわかりました。
ただ、テーブル全体が、輪染み意外にも、経年変化でまだらに汚すぎ。
特に輪染みの研磨作業が、思ったより大変なことに、やり始めてから気づきました。
合わせて30分以上やっていたはずですよ。
電動サンダーがあるなら使えた方がいいです。(と思いつつ振動音が大きすぎるので、導入は見送り。)
この経験を機に、後日、電動サンダーを導入した記事はこちらから。
木くず掃除のモチベを保つには、ハンディクリーナーが便利だよ
こまめに荒い木くずはハンディクリーナーをかけます。
(拭き取り、仕上げ用にハギレ布がいくらあっても足りませんので。)
すぐ近くがベッドなので、とにかく粉塵を飛ばしてはいけません。
この充電式クリーナーはコードレスで軽くてコンパクト。
断捨離にはまっていた一年前、ミニマリストの方のお家にたびたび登場しており、その見た目のスマートさに欲しくて手に入れたものです。
これが木くず吸い込み用に便利なんです。
テーブル上のちょっとした掃除を面倒だと思う人には、大変重宝な味方。
テーブル近くの充電ドックに置いているのですが、部屋のナチュラルテイストなインテリアに違和感なしのスマートなデザイン。その上、思いついたらすぐ手にとれる点がお気に入りです。
吸引力は大型掃除機には劣るのですが、苦手な掃除へのモチベーションを劇的に上げてくれます♪
「ブゥイーーン‼」って、作動音はけっこう大きいんですが。
ごみ捨てがボタン一つでダストカップが「パカッ」と開くというのもご愛敬。
ごみ用紙パックの不要さも、維持に余計なコストがかからず、この掃除機を選んだ理由です。
紙パックじたいはさほど高くない値段だったとしても、専用品を購入するのが面倒だったり、替える手間が地味にいやなんですよね。
注意すべきは、木くずを吸い込んだあとは、カートリッジのお手入れも必須だというところ。
ダストカップのごみは簡単に捨てれますが、中のカートリッジの木くずも払い落さねばなりません。
放っておくと吸引力が落ちてしまいますから。購入時に替えのカートリッジを一緒に買っておけばよかったと思います。
PS.後日、カートリッジ購入済。そのときホームページを見てカートリッジが洗えるタイプであることにはじめて気づきました…。それでもやはり新品もほしいので手に入れました。
洗ったカートリッジが乾燥して復活するまでのあいだに使えますよ。
ド素人でもテーブルやすりがけがラクにできるコツ
正直、基本を守ること以外に近道があるとしたら、電動サンダ―を使うとよいことでしょうが。
それはいったん置いといて。
木材紙やすりがけの基本
荒目(#80)→中目(#120)→細目(#240~400)の順でかけること
言っておきながら、このDIYerには当たり前の基本を、なんちゃって工作好きの素人が本当に理解するのは、失敗してからだと加えておきます。
この単純な研磨作業にも遠回りや、失敗がありました。
ペーパーの120番だけでは輪染みが削れるまでに、表面がなかなかきれいにならないんですよ。
多少板が傷ついてもよいから、ダイソーペーパーの場合なら80番から行くべきでした。
レモン汁を塗布して、金属汚れらしき黒済みを除去しようと塗布するも、染みをいっそう増やした気がして、途中で断念しました。
金属研磨用のサンドペーパーなら仕上がりはどうなる?とガシガシ試してみても輪染みはあまり消えません。(けずった痕跡がむしろ筋になる…?)
鉛筆汚れは、消しゴムで消す法が、やはり早いです。
日焼けのあとも消しゴムでかけたら、消しカスが汚れが落ちたあとも黄色くなりました。これは以前の保護剤の色がはげたものでしょうか。
最初にざっと全体にたんねんに消しゴムをかけたあと、研磨すればよかったのではと思いました。
ときどきサンドペーパーに目詰まりが起こり、気づかずこすりつづけると、天板に筋が増えています。
こまめにサンドペーパー粒の目詰まりをチェックしなければならない。
これはきれいなペーパーに替えるのを面倒がっては、逆に時間がとられるだけに、気をつけるポイントでしょうか。
いっそハンドサンダーを番手ごと、複数用意しておく方が、簡単かもしれない。
というわけで、試行錯誤の結果。
アップでも見ればますます、はっきりと輪染みがまだ残っており、仕上がりは今ひとつ。
一日目、これで保護剤を塗るのは納得できず、いったん作業停止。
夕食時したくのために時間切れ状態で撮影したもの。
翌日朝、もう一回やすりがけにトライする気になり、再び80番手→120番→400番手で仕上げた状態です。
少し以前より、黒い輪が薄くなった気がするのですが、どうでしょうか。
やはり、粒度の荒い順、番手の数字の少ない順にかけた方が、仕上がりは結局早いです…。
と、何度かやり直して、体感しました。
テーブル仕上げワックス塗布作業
木材の保護用、表面防水用として、未晒し蜜ロウワックスを塗布していきます。
完全防水は無理ですが、塗らないよりは、一瞬で水分が染みこむのを防いでくれるので、塗った用が断然よいでしょう。
クリアなワックスなので、基本色は濡れたようになり、木材の木目が際立つはずです。
ハギレTシャツ布ですくいとり、天板に塗っていきます。
ワトコオイルのような完全な液体とは違い、バター様で垂れないところが扱いやすいです。
蜜ロウを布にのせて、均一に薄く薄くのばすだけ。
においが部屋に充満して困る、といったところがないのもよいところ。
蜜ロウは天然素材なので、環境にやさしいのも安心です。
私の場合、なにより手軽に、夜でも、空いた時間いつでも塗布をはじめられるという点が、気に入っているポイントです。
天然木の保護剤としては、ワトコ+蜜ロウワックスの方が、安心だとは思いますが…。
蜜ロウワックスは均一に薄くのばしながら塗らないと、まだらになりがちなので気をつけましょうね。
色の違いがはっきりと濃さで出て、塗ったところは濡れたかんじでわかります。
蜜ロウワックス塗布後は少しだけ、木材は黄色くなります。
う~ん、ギリギリ染みあとはわかりますが。
ものをおくと、いいかんじでごまかされて、テーブルクロスなどをかけて隠さなくとも、あまり目立ちませんよ!
以前、寝室用に、サイドテーブルをdiyしたときにも、同様にやすりがけのあと、蜜ロウワックスを塗りました。
天板は少しはちみつ色がかるのですが、かんたんにつやが出てすべすべになるので、蜜ロウワックスはお気に入りです。
【蜜ロウ仕上げ後カウンターテーブル】
よくやったな!
作業じたいは単純なのに、なかなかやすりがけは奥深いです。
慣れれば作業はだんだん無駄なく、早くなると思います。
以前車内テーブルをやすりがけしたときは、元々の天板がほぼ傷&汚れのない状態だったので、簡単にできましたが。
私は百均材料を使った家具を自作するのが趣味なため、DIY作業での失敗も経験として楽しむことができますが…。
もしあなたがDIYでの家具の補修作業に限界を感じたら、専門家に依頼することを考えてもよいかもしれません。
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下の記事では、桐テーブル天板への墨汁やコーヒー液によるエイジング風塗装、サンダーによる仕上げの試みなどについて書いています。
良かったらご覧くださいませ。
今回、やり直し含め、作業時間がとられました。
手間はかかりましたが、ずっと気になっていた輪染みだらけのテーブルが、単純なやすりがけと蜜ロウワックスで復活!やってよかったと思いました。
今回の作業のためかかった費用は、サンダーとサンドペーパーの二百円強のみ。
というわけで、誰でも、ド素人でもやすりがけ&ワックス塗布で、木製テーブルのメンテナンスができることが、わかっていただけたら幸いです。
今回の『木製テーブルの輪染みを消したい|サンドペーパーでやすりがけのコツ』編は、このへんにて終了させていただきたいと思います。
ではでは。
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