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DIYとは何の略?どんな意味?言葉の由来は?
「DIY(ディー・アイ・ワイ)しよう。」
コロナ禍の今、ますますおうち時間も増え、簡単な家具を工作したり、庭の柵を治したり…。日本人も日常的によく使うセリフとなりましたが、あなたは言葉の由来について、ごぞんじでしょうか。
こんにちは。百均簡単工作が好きな、なんちゃってDIYerとりやっこです。
ふと言葉の意味や由来について疑問に思い、調べてみました。
DIYとは何の略?
D.I.Y.は、Do It Yourselfの英語の頭文字の略です。
DIYの英語の意味は?
直訳すると「おまえが自分でやれ!」という他人からの命令のようですが、意味としては「自分で(何かを)やってみよう!」、ということですね。
専門家(工事や内装業者、職人などのプロ)ではない素人が、家具を製作、または家を補修&改築したりする、いわゆる日曜大工のこと。
DIYは、木工家具などを主につくる日曜大工よりは、広い分野のことをさしているもよう。
デザイン性を意識したアート的な作品や、ハンドメイド的手芸の製作も、広く含んだ印象でしょうか。
趣味で(営利目的ではなく)自作する、のと同義。
ポイントは自分の好みで、正しいやり方ではないかもしれないが、手作りで創造性豊かに楽しみながら、やる!
下手でも楽しく、わくわくしながらイメージを膨らませ、材料費を抑えて、手間だけはかけてほしいものをつくる!
私は常にDIYをしていたのですねえ。家がオリジナル仕様、自分流にカスタマイズされておうちカフェ化していくことは、純粋なよろこび、というわけです。
DIY(自分たちでやろう)精神の由来は?
第二次世界大戦末期、イギリスのロンドンが発祥との説です。
ドイツ軍との大戦で荒廃した街を、「行政に頼らず、他人任せにせず、自分たちの手で復興しよう」という元軍人たちの試みの、スローガンがDIY「自分たちでやろう!」だったというお話。
困難な状況にあっても、なんでもお上や業者任せにせず、自分たちでものづくりをし、自主的にものごとを行うことの意義を大切にした、イギリスのDIY精神。
反骨精神にあふれ、オリジナリティを尊ぶ気風は、ブリティッシュ精神として今も根づいています。
自分たちで、できることからはじめよう!
その後、出版物を通じてイギリスだけではなくヨーロッパ全土にもその概念は伝わり、DIYという言葉はアメリカでも広まってゆきました。
制約や節約などで、困難な現状を自分でなんとかしなくては、とはじめた活動。
例え今いる場所がどん底でも、廃墟と化した街から、自分たちの力で這い上がる気骨。
Do-It-Yourselfはポジティブで、逆境にあってもへこたれない、ハングリー精神にみちた文化です。
その根底には創作への情熱、自分らしさの表現などの強い熱意にみちたものがあったのですね。
昔イギリスに旅行をしたときのこと。
イギリスのデパートに行ったとき、家具など既製品がちょっと高いな(・・?と思ったことがありました。
あとでイギリス人の趣味はガーデニングや日曜大工、と、旅行会社の現地ツアーガイドの女性が教えてくれました。
一般的に経済的余裕のない庶民は家具をデパートで買ったりすることはできない?
だからイギリスではホームセンター(B&Qなど)が発達して、庭仕事も家具づくりも、全部自分たちでDIYするしかないのかしら?
などと失礼な誤解を長らくしておりました…。申し訳ありません(-_-;)。
一方、日本で、DIYという言葉が一般に広まったのは最近のもよう。
昔から日本では農村部で手づくりの農作業用具や民芸品などの製品をつくる習慣はあったものの、ホームセンターが上陸したのは1970年代頃のお話です。
セルフリノベーション・セルフビルド・セルリフォーム、ハンドメイド…とどこに違いはあるの?
DIYの類義語にセルフリノベーションとセルフビルドなどがあります。
これらの意味の違いはどうなのでしょうか。
セルフリノベーション
自分で壁紙張り替えたり、床板敷いたり、自分でおうちを修繕&改築すること、を言いますね。
リフォーム
リノベーションと日本では同じ改築の意味で使われていますが、セルフリフォームは和製英語。
英語で改築はリノベーションと呼ぶのが一般的。
セルフビルド
もっと大がかりな建造物を自分で作る人。
小さな小屋から自分の別荘や家まで建てることですね。
ハンドメイド
手づくりの意味。職人(お金をもらうプロ)がつくったものもハンドメイド、素人(趣味でものづくりをする人)がつくったものでも同じように使います。
…と、まあ、そんなところ。
最近、身の回りには必要に迫られて(店でマスク品切れが続いた4、5月の頃)、マスクのハンドメイドをする人が多かったです。
みなさん、柄付きやカラフルだったり、キャラクターものだったりと、個性的で楽しませていただきました。
以前より店で物を買うよりはと、ホームセンターで材料を買って家具を自作する人も増えたかもしれません。
今のDIY流行りを今後も文化として、生活に根づかせてゆけたら、毎日の生活がもっと楽しくなるかも。
マイホームも自分らしい豊さで彩られ、よろしいのではないでしょうか。
というわけで、今回のお話はこれまで。それでは。
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