パーテーションdiy|可動式間仕切りの布をイメチェンしてみた

布製パーテーションdiy表紙

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「暑い夏、部屋の戸をあけっぱなし。でも、少しは目隠しがほしい。」

「だだっぴろい部屋を圧迫感なくゆるやかに仕切る、可動式の間仕切りがほしい。」

「寒い冬、暖房効率を高めるために、部屋を小さく仕切りたい。」

そんなとき布製パーテーションはたいへん便利な道具。ただたまに洗いたい、季節によって布をとりかえたいって思うことありませんか。

とりやっこ

こんにちは。廃材&百均diyが好きな、とりやっこです。

今回は、以前廃材ベビーベッド木枠でつくったパーテーションの、布のリメイクにチャレンジしました。

以前と比べ使い勝手がよくなりましたので、工夫したところなどを紹介させてください。

ではいってみましょう。

目次

パーテーション(BEFORE)の不具合について

コロナ対策で飛沫防止用に隙間をふさぎたい云々…という理由でリメイクしようというのではありません。完全に見た目の、都合上の問題です。

BEFORE図の撮影忘れましたので、代用写真ですみません。

パーテーション木枠の上部が写っておりませんが、わざと写していなかったりします。

実際は二段目の内棒から布を垂らしているのですが、上部が開きすぎ間が抜けて見えるから。

書見台とパーテーション

書見台…ではなく、背景のローパーテーションにはめられたエキゾチックな柄の模様に注目していただきたいです。

よく見ると柄の向きが変ですが…?

変わった花とサルかひと?なエスニック(民族調)模様が、横向いちゃっています。

娘が保育園のころスカートをつくろうと裁断したものの、つくらなかった布です。

とりやっこ

娘がこわい💦と言ったのでつくれなかった布、ですよ。

しろくん

インド風?東南アジア系?アフリカン?いっそモロッカン?

エスニック柄と呼んでいいのか、独特な民族調模様です。

元通り剥ぎ合わせれば一枚の布に戻る代物。

とはいえ、面倒くさかったのでそのまま柄の向きを構わず、仕切りにつけていたのです。

しかも手縫いでざっくりと木枠に直接縫いつけていますので、気楽に洗濯もできません。

しかも上下ともに丈が足りないという…。

似た柄布の持ち合わせがない上、印刷柄であるため裏面が見えると見栄えがよくないです。

いい加減気になりどうにかしたかったので、この悩みを解決するリメイクを行うことにしました。

パーテーションの直す個所

採寸後、柄の裁断やり直し

①をミシンでつぎはぎ

木枠に上下飾り板をつける

他にコスパ良く&製作が早い方法はいくらでもあるのですが…。

例えば、だいたいハマる大きさののれん布を百円ショップなどで買ってきて、はめる。(→百均・ホームセンターにたまたまほしいのがなかった。)

もしくは、シーツなどの切るだけで使える長さの布で作り直す。(→背景透けていやだった。)

値段ははるけれど、ハンドメイドショップで厚手リネンや帆布を買う。(→新品を購入&裁断&縫製するなら、裁断し直しリメイクでも手間は同じかも…。)

というわけで今回、購入は見送りました。

この独特なアジアン柄をリゾート風パーテーションとして再生するための、工作にかかります。

しろくん

なんちゃってバリ風

ついでといってはなんですが、部屋で優雅に読書などを楽しむため、以前独断と偏見でつくった木製書見台の記事をよかったらどうぞ。

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クロスパーテーションかんたんdiy【アジアン柄布リメイクの解説】

材料紹介

パーテーション本体フレーム

パーテーション本体フレーム

ラッカー塗装天然木のフレームでシンプル&ナチュラルな印象。

ベビーベッド左右の木枠を、背面で廃品利用の蝶番でつないでおります。

左側の木枠にバーが少ないのは、扉がはまっていため。

自立して180°まで開く、2連の間仕切り。

木製で軽量なので、女性でも移動がラク。折りたたみ可能で、部屋のタンスの隙間にコンパクトに収納できますよ。

衝立風の脚をつけると安定しますが、使わないとき格納スペースに折りたたんで入らなくなるため、つけていません。

間仕切りが開きすぎ、転倒を防止するため、チェーンを装着しました。

ところどころ見える木枠の穴は、ベビーベッドの組み立て用ボルト穴。

ここまでつくるのは廃材利用のため簡単でしたが、注意点がいくつかあります。

①左右で木枠の高さ、幅が違う。

②横棒の数&位置が左右で異なっている。(左4、右11本)

③木枠の中に横棒があるため、布をスクリーンのように一枚でピンと張れない。

【対策①】

リメイクするとき左右のサイズ通りに裁断する。

左外枠幅39×厚さ21×高さ119.8㎝

(左内枠幅34.5×厚さ21×高さ109.8㎝)

右外枠幅41.8×厚さ20×高さ119.4㎝

(左内枠幅36.5×厚さ20×108.9㎝)

【対策②&③】

横棒は布をはって隠す。

木枠の内棒を手動でカットするのはやはり面倒(切りかけて諦めた…)だと、今まで通りに裏表を布で覆い、垂らす作戦です。

木枠上下用飾り板

リメイク材料

<上飾り板用>

工作材料板材(桐) 400×12×60㎜【ダイソー】

※左右木枠内幅サイズに要カット

<下飾り板用>

工作材料板材(パイン材)400×9×90㎜【ダイソー】

今回、丈の足りない分を布で補うのではなく、飾り板をつけます。

上下違う厚みの板をセレクトしました。

上飾り板は目立つので、木枠の内側にはめこむ予定。厚く短めの板。

下飾り板は木枠を外側から覆う形で取り付け予定。薄め横長のパイン材板。

上の板は最近、ダイソー店頭に商品在庫がなく自宅在庫品。

最近は下のパイン材タイプが多く入荷していました。

もう、ダイソーで厚め桐板は入手できないのでしょうか?

厚め桐板をノーカットで使える、簡単百均工作にはうってつけのサイズ感が、お気に入りだった品です。

※別の店舗には在庫がありましたので、ダイソーの店舗によって入荷状況が違うようです。〈令和4年8月現在〉

パーテーション用クロス

パーテーション用クロスのアジアン柄布

布を洗濯後に裁断していきますよ。(※裁断後の写真)

今回は面倒な柄合わせのためと、左右木枠サイズが違うため、新聞紙で型紙もつくりました。

ざっくりとサイズ感を合わせつつ、柄が縦にちゃんと見える向きで裁断し直します。

飾り板をつける

下飾り板仮どめ

下の飾り板から、仮留めはマステキングテープで気楽にいきますよ。

飾り板ビスどめ

板の四隅をビスで木枠に打ちつけます。

ビス/細軸コーススレッド3.3×30㎜

飾り板打ちつけ後

次は上飾り板を木枠の内側にはまるサイズで、カットします。

左右の木枠の内側サイズが違うので、測ったら左右を記しておきます。

上飾り板カット

ギコギーコ…。ジグソーほしい…です。

とはいえ、1cm前後の桐板&パイン材ならば手動カッターでのカットでも問題なくいけました。

飾り板を木枠にはめる

ジャストサイズにカットしたものを木枠上部にはめた様子。

まだ板は仮留め状態ですが、触れなければ落ちてきませんね。

これで飾り板の上と下の分だけ、丈の長さがごまかせます💦

パーテーション用クロスを裁断&縫製

今回、柄が合うようつぎはぎするため、サイズ感がわかるよう新聞紙で型紙を用意。

普通は測った通りのサイズに裁断するものです。

今回、つぎはぎ加工が自然になるよう、布の大きさだけをまずざっくり決めておきまして。

型紙とパーテーション

裁断した布をつぎはぎ合わせてから、再度立体裁断でカットする(下に置きカットする手間を惜しんだ…)という作業工程を踏みました。

しろくん

ハンドメイド屋で一枚布を買う方が早くない?

とりやっこ

これ以上ごみ増やす気…?

コスパはよくない…とはいえ、裁縫はやはり新品でつくるのが一番簡単ですよ…😿。

アジアン柄布の縫製

仮留めはマステ&待ち針(数が全然足りず一気に縫えない…)で、縫製中…。

エキゾチックな柄になじむ赤い糸のジグザグ縫いで、縫い目のぶれ&ほつれをいいかんじにごまかします。

柄物は、縫い目が曲がっていても目立たないのがいいですよ。

片側だけで三枚分をつなぎ、裏表で一枚につなぎ、サイドの余分な部分を切り落とします。

その後、左右の木枠幅に合わせ、脇のほつれを縫いくるめました。

アジアン柄の様子見

布を木枠にかけて様子をみている図。

木枠に飾り板をはめこむと、隙間ができ、いつでも布を着脱できますよ。

パーテーション飾り板をはめこむ
木枠のボルト穴

飾り板に触らなければ落ちてはこなかったものの、木枠上部に都合のいいボルト穴を発見。

穴に頭の入るビスで上から二か所固定しました。

パーテーション(アジアン柄布リメイク編)完成図

パーテーション自作物完成図

じゃーん!天然木でエキゾチック柄の、リゾート風パーテーションが再生しました。

これで部屋の一角をアジアンカフェ風に、まったりとすごせますよ。

作り直してみると元の様子を忘れ、最初からこんなかんじだったんじゃ…?とさえ思え…。

柄の向きも正しく直り、下の隙間も飾り板でふさげております。

夏の風通しのために板はなくてよい気もしつつ、冬の暖房のため隙間がない方が好都合な物なんですよ。

やはり裏地も見えない方がいいです。

アジアン柄布パーテーション説明

下は布をカーテンのように垂らすだけという、ラフなデザイン。

布は木枠にとめておければ最良で、ずれないのは確かですが。

今のところ、飾り板がストッパーとなり、マジックテープなしでもずれてはきません。

そのうち必要だったら、つけるつもり。最悪、椅子用飾り鋲で布を直接木枠にとめてやろうと思います。

(←面倒な作業は、いつもとりあえず省くのが常💦)

つぎはぎの場所、写真でわかりますでしょうか?

赤線は柄を合わせた縫製個所。

脇はほつれ部分を縫いくるめ、ジグザグ縫いです。

エキゾチックなカラフルな柄は、多少曲がってもばれにくいので、よいです。

これで娘や私もパーテーションの影で優雅にこっそり着替えができますよ。

夏、部屋の扉を開けっ放しにしておいても、廊下を通る人(夫の母)から乱れた部屋の様子が見えやしません。

部屋で穏やかにリゾート気分で過ごせること、うけあい。

今回は縫製の手間がありましたが、コスパ最強でベビーベッドリサイクルの木枠を使った、リメイク版パーテーションクロスができたので、よかったです。

いつか、白い帆布でつくった替え布もほしい、と思いつつ、今回のパーテーションアジアン柄布リメイク編は終了したいと思います。

それでは。

とりやっこ

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