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ダンボールストッカーdiy|ダイソー木製ジョイントラック棚板と全ネジで
要らなくなったダンボールは、資源ゴミの日までたたんで壁に立てかけて置いても倒れがち。かといって隙間に詰めこむのは見た目がよくないし、床に平置きはさらに邪魔。
「大小かさばるダンボールをスリムに収納したい!しかも収納しながら同時に紐でしばれたら。」
「ダンボールは移動が楽なカート収納で、紐やカット道具を一緒に収納できたら便利なのに…。」
そんな切実なダンボールの始末に困る、収納破産者はいませんか。
こんにちは。日々断捨離中、百均簡単diy好きのとりやっこです。
今回私は、縁側を日々浸食するダンボールのかさばりぐあいがいやすぎ、百均材と全ネジでストッカーをつくりました。無駄に広い田舎家住まいのため、保管スペースに問題はなく、すぐにダンボールゴミを片付けたくなる収納環境づくり♪を目指してつくったことを申し添えておきます。
便利なカート収納ができましたが、まだ改良の余地があるのも事実。とりあえずどんなものができあがったのか、市販ダンボールストッカーの代用品、アイデアのひとつとして披露させてください。
ダイソー木製ジョイントラック棚板とM4サイズ全ネジを使いたくてつくったようなモノだね。
ダンボールストッカーをつくる前に
そもそもダンボール収納に専用品は必要か
前置きからですみません。そもそもダンボールストッカーなるダンボール収納のためだけの専用収納がいるかという話。
例えばマンション住まいで狭い玄関やベランダにしか資源ゴミ置き場がとれない、そんな理由でちらかりがちな資源ゴミを見栄えよく保管する方法として、専用品が必要な方もいるでしょう。必要性は住まいの資源ゴミスペースの広さにもよります。
さて我が家ですが、ダンボールはダンボール箱にでも収納しておけ、いっぱいになったらしばって小屋にでもつっこんでおけばいい、という様相の無駄にスペースが広い古民家。
ダンボールが散らかるという見た目の問題や、紐でしばるときの不便さなどから、スペースをきれいに保つ資源ゴミ置き場として、専用カートは管理しやすさからあった方が楽という程度のもの。
カート上で紐でしばれるアイアン製の丈夫な良品、カートで移動可能な小型タイプは市販品は3、4千円くらい。とはいえ、どうせすべてのダンボールが収納できないので、市販品買うにはためらいがあるんですよね…。(スーパーにあるカゴ車タイプのダンボールストッカーなら入りそう)
値段的なこともあり自作を検討しつつ、市販品で大きさや使い勝手など検証してみます。
各社いろいろあれど、スタイリッシュでアイアン製カートタイプだとこんなもの⤵
ダンボール10~15枚ほど収納できて、カート上で紐もしばれます。移動はキャスターつきなので楽。見た目はスタイリッシュでよいですが、アイアン製でつくるにはハードルが高いかも。
というわけで木製も検討してみます。丈夫そうで、和風家屋にもなじみます。こんなもの⤵
こちらは厚め百均板材が手に入ればつくれそうな気がします。強度はともかく、構造は単純そう。ただ今回、家に厚め板の在庫が足りなかったので買いに走らねばならず、…。
すでに購入済のダイソーの木製ジョインラックの棚板2枚と、板穴にはまるM4全ネジ4本の在庫はあったため、とりあえず在庫のみで製作をはじめます。
見た目を真似ようにも材料が異なるので、参考にしたのは主にサイズです…。
おおむね理想のデザインを思い描きます。
理想のダンボールストッカーのデザイン条件
●移動楽なキャスター付き(ゴムタイヤ仕様)
●カート上でダンボールを紐でしばれる構造
●結束具を同時に収納可
●ダンボールストッカーとして最低限の大きさ、場所をとらないこと
※全部のダンボールを収納する気はなく、結束するための便利なカートとして使用予定
●底板は木製で
極力在庫利用(断捨離のため)
まずはデザインする前に適当な大きさのダンボールを拾ってきて、サイズを確認するところから。
大型機械が入ってくるような特大ダンボールはのぞき、大中サイズはスーパーで拾ってくる食料品用。小は化粧品など私が通販で購入する用です。折りたたんで長さ30㎝底板につっこめる大きさにしておきます。
百均材と全ネジでダンボール収納カートを簡単につくる法【収納少なめ編】
使用材料
底板&飾り板
木製ジョイントラック 棚板(ブラウン、30㎝×15㎝)【ダイソー】
※厚み0.8㎝
材質/合板
耐荷重量(棚板一枚辺り)2㎏
※別売り支柱ポールやアジャスターを組み合わせてラックになる製品です。
支柱と固定金具ほか
M4ステンレス全ネジ
M4(直径4㎜)×285㎜ ×4本
※ダイソージョイントラックの支柱でもよいと思います。
棚板に最初から開いている穴のサイズに合わせて購入したもので、ダンボールラック用としては少し細め
M4皿ばね付ナット 3個
M4ワッシャー 5個
M4ナット 7個
※特に皿ばね付ナット(ナットとワッシャーが一体化したもの)でなくともよいですが、在庫分だけ使用。ゆるみにくいとされています。
ほかM4蝶ナット(写真なし)2個
ステンレスフリーステー296㎜【ダイソー】
サイズ/長さ約296×幅15㎜×厚さ1.5㎜
ピッチ(穴間隔)約12㎜
ネジサイズ/約6㎜
※写真2本ですが使用したのは1本
家具の補強や連結に
自在キャスター2個入りラバータイヤ仕様【セリア】
耐荷重(1個)/10㎏
全体サイズ/358×33×35㎜
プレート/38×33㎜
車輪径/25㎜ 取付穴径/4㎜
取付ピッチ/28×23㎜
材質/ポリプロピレン・スチール・ゴム
※一組の車輪ベアリングの周り加減がよくない模様。もう一組はOKだったので使用。
今までセリアの自在車輪は良品に当たっていたので残念
結束バンドL 【キャンドゥ?】
約3.5×200㎜ 約30本入りうち4本使用
※ギザギザを内側に差し込むこと
再使用不可
もっと短くても可。結束バンドはブラウン板には黒が目立たず良かったかも…。
ダンボール下スペース調整用
工作材料直方体 8個入り【ダイソー】
約90×30×15㎜
2個ずつ重ねて使用
※支柱間11.5㎜をおおむねカバーできる、手を入れる隙間をつくれる高さ(3㎝以上)の端材であればなんでもよいです。
キャスター取り付け用ビス
電動ドリルドライバー、手動ドライバー、木工用ボンド、両面テープ、定規など
同時に収納したい結束具【麻紐&ダンボールカッターとカッター固定用木製リング】
結束具はビニール紐&ガムテープ&はさみetc…お好きなもので
底板に支柱を通す
木製ジョイントラック棚板を底板にします。まずはM4全ネジを支柱にするため、棚板に開いた穴に通します。
固定するときの注意点はワッシャーは棚板側、ナットはカーブしていない面をワッシャー側に。ダンボールを置く面も同様。
値段は高めながらワッシャー付ナットはセットの順番を考えなくてすみ、作業も楽です。単純作業のネジ回しが地味に大変…。1本286㎜は長いです。
作業後、問題点が発覚。
問題その1)紐をしばるスペースがない…
→×【解決法1】ワッシャー&ネジを使って数センチ上に木片かステーをつける。新たに資材を買わないとならないので今回は…却下。
→◎【解決法2】手が入る分だけ、底板上に端材を固定する
仮にダイソー直方体ブロックを2個置いてみた場合。
十分手が入りますよ。というわけで、さっそくスペースつくります。
ダイソーブロック2個は木工用ボンドで接着。ブロックと底板との接着は、やり直しがきくように両面テープどめに。上からダンボール重量がかかるだけなので、ビスどめなしで。気になったらあとでビスどめをしますよ。
一応スペース問題はクリアしました。
問題その2)M4サイズ支柱はステンレス製でもダンボール支えとしてはたよりない
支柱がぐらついているぞ
→×【解決法1】全ネジM8サイズで買い直し、棚板に新たに穴を開け直す。M4全ネジ在庫を消化したかったので却下。
→◎【解決法2】支柱のゆるみ調整や固定金具他で補強する。(車輪取り付け後。)支柱をダブルナットにしてゆるみどめ。あとで飾り板の設置などを検討。
底板に車輪をつける
車輪を付ける方が順番が先というか、支柱があると底板ひっくり返しての作業が大変だとあとで気づきました。最初は車輪位置を決めかねたので、仕方ないですが。
というわけで端材収納ワゴンの上に、底板をさかさまにひっかけて工作してます…。
自在車輪のプレートのくぼみ位置に支柱をとめたナットがきます。底板厚みが0.8㎝なので、木ネジが飛び出ないよう注意が必要。場合によっては端材の木片をつけた方が安心です。
支柱に飾り板&ステーをつける
結束バンドで飾り板をとめている様子。
補強の一環と、同じ棚板に穴が最初からあったので、木ネジではなくバンドで支柱にとめようと思いついたもの。ギザギザが内側にくるようにして、固定します。
あとは余分な部分を短くはさみで切るだけ。ダブルナットの上の支柱に固定しているので、下部に隙間があいています。ゆるんだら締めれるように。
こんなんでどうですか?
反対側はステンレスフリーステーを下部M4ナットと上部はM4蝶ネジでとめました。ステーの穴が6㎜サイズで大きかったので穴ふさぎのためと、蝶ネジだと着脱しやすいから。
固定金具があった方が補強になるし、段差など持ち運び、移動するときの持ち手にもなります。
一応ストッカーは完成。ちょっと地味ですかね…。
完成したダイソー木製ジョイントラック棚板ダンボールストッカーの検証
支柱の高さは奥が蝶ネジ底板からの高さが高くなっています。支柱幅の内寸は約11.5㎝。
カート高さは3.5㎝と底板厚み0.8㎝で約4.3㎝。低すぎず高すぎずで、紐しばりスペースも最低限あります。
後ろ側としていますが。最初はこちらがストッカー正面のつもりでした。紐をしばるときは結局、手を入れられる方向から近づくので…。
とはいえ結束具をかける場所を考えたとき、飾り板側がなにかと都合がよいです。
飾り板の上部はむき出しの支柱でしたが、麻ひも・ガムテープなどを特にフックつけずにかけられます。
反対側にははさみなども吊るせます。家であまり活躍してこなかったダンボールカッターを差し込みますよ。
在庫だった手芸用の木製リングを一緒にひっかけ、ずり落ち防止&刃隠しもできました。
しかも飾り板は見た目良いし収納に便利だからとつけたのはよいけれど、紐を下に通してしばるときにステンレスフリーステーが邪魔なことにはじめて気づきました…。
どうりで市販品は中央に棒がない製品が多かったわけですよ。
蝶ネジでとめたので、外せばよいんですが。普段の収納の補強用、移動時の持ち手としてはあった方がよさそう。
しかも紐を通すときにはじめて飾り板も邪魔なことに気づきました。前は手が入れやすいので、むりやり板の隙間に手をつっこみ紐を結びました。
これは設計ミス…。とはいえ、なんとか紐をしばれました。
そのうち改良するかも。
DIYはDはどうにかやるのD
もう、つっこみどころ満載なんですが、休日のいやでしょうがないダンボールつぶし&紐しばり(職場で労働してる気分になる)を気楽にできるダンボールストッカーが完成したのでよかったです。
ダンボールストッカー百均DIYとしてはダイソーのアイアン製ジョイントラックでつくる方法が一般的(?)のようですが、床を傷めなくてうるさくないゴムキャスターが、底板はダーク色木製が好き💛というこだわりでつくったカートです。
紐は時間あるとき適当に長めに蝶結びにしばっておいて、資源ゴミ当日、ゆるい部分に追加ダンボールを突っ込み、固く縛り直すとよいかんじ。すぐにゴミ集積場にもってゆけ、資源ゴミ日はノーストレスです♪
というわけで、今回のDIYは数々の改良点を残しつつ、ひとまず終了したいと思います。それでは。
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